キリギリス類の♀たち(2014年1月18日)
バッタ関係の写真はそれほど熱心に撮っていない。
まあ、見つけた時に、逃げなければ撮ると言う感じだ(笑)。
2013年に撮ったキリギリス類は、♂が撮れたら、そのうち♀と一緒に…とか、幼虫が撮れたら、そのうち成虫と一緒に…などと思っているうちに年が明けてしまった。
バッタ目(直翅目)はバッタ亜目とキリギリス亜目に分けられ、その下に上科>科>亜科と分類されているようだ。
バッタとキリギリスは、触角が太く短いのがバッタ亜目、触角が細くてやたら長いのがキリギリス亜目と言って良いと思う。
これだけ覚えておけば、バッタ類を見つけて名前を調べる時に、バッタ亜目とキリギリス亜目を行ったり来たりしなくて済む(笑)。
バッタ方面は♂と♀で外見は似ていることが多く、大抵の場合♀の方が身体が大きい。
それに対して、キリギリス類は♀の産卵管が目立つので判別しやすい。
写真1〜3はアシグロツユムシで、写真1、2は幼虫、写真3が成虫。
成虫の写真は2012年までさかのぼらないと見つからなかった。
アシグロツユムシ♀の産卵管は短く、上の方にするどく曲がっている。
▼写真1 アシグロツユムシ 幼虫1(2013年6月17日、東京郊外)

※ニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
▼写真2 アシグロツユムシ♀ 幼虫2(2011年9月6日、東京郊外)

※ニコンD90 & タムロンSP AF90mm f /2.8 Di MACRO
▼写真3 アシグロツユムシ♀ 成虫(ノートリミング、2012年9月20日、東京郊外)

※ニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
写真4、5はササキリ♀。
ササキリ幼虫は2013年に何度か撮ったが、成虫は2012年のもの。
ササキリ♀の産卵管は体長の半分くらいで、やや上方に反って見える。
▼写真4 ササキリ♀ 幼虫(2013年7月26日、東京近郊)

▼写真5 ササキリ♀ 成虫(2012年11月20日、東京近郊)

※写真4、5はニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
写真6、7はヤブキリ♀。
ヤブキリは都内の公園でも幼虫から成虫までよく見られる。
写真6はまだ幼虫だが、翅も見えていて、成虫一歩手前と言ったところだろう。
ヤブキリ♀の産卵管は体長と同じくらい長く真っすぐなので、他の種との識別も容易だ。
▼写真6 ヤブキリ♀ 幼虫(2013年6月5日、東京郊外)

▼写真7 ヤブキリ♀ 成虫(ノートリミング、2013年8月16日、東京郊外)

※写真6、7はニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
写真8はウマオイ♀。
ウマオイにはハタケノウマオイとハヤシノウマオイがあり、鳴き声も微妙に異なるそうだ。
私には区別できないのでウマオイとしておく。
ウマオイ♀の産卵管は体長の3分の1〜半分くらい。上方にゆるくカーブしている。
▼写真8 ウマオイ♀(2013年8月16日、東京近郊)

※ニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
写真9はサトクダマキモドキ♀、写真10はヒメクダマキモドキ♀。
写真10のヒメクダマキモドキ♀は主フィールドの木柵にとまっていた。
サトクダマキモドキは何度か見ているが、ヒメクダマキモドキは2013年秋に初めて見た。
サトクダマキモドキ♀の産卵管は太くて短く、上方に鋭く曲がっている。産卵管の色は茶色っぽく、先端は翅の陰に隠れて見えない。
写真10の産卵管は体色と同じ緑色であることから、調べてみると初見のヒメクダマキモドキであることが分かった。
▼写真9 サトクダマキモドキ♀(2012年8月21日、東京近郊)

※ニコンD90 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
▼写真10 ヒメクダマキモドキ♀(2013年11月16日、東京近郊)

※ニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
クダマキモドキにはヤマクダマキモドキというのもいて、こちらは前肢の色が赤茶色っぽいので識別できる。
写真11はヒメツユムシ♀。
この個体は2013年の暮れ、高尾方面にフユシャクを探しに行った時に山麓のベンチで見つけた。
翅に白い模様が小刻みに入っていて、初見のキリギリス類と思われたので背面&左右から写真を撮って帰った。
ヒメツユムシ♀の産卵管は体長の3分の1くらい。先端がやや上にカーブしているようだ。
▼写真11 ヒメツユムシ♀(2013年12月21日、東京郊外)

※OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough
このヒメツユムシ♀はさすがに寒かったのか動きが鈍く、飛び跳ねて逃げるどころか、歩くのも難儀な様子だった。
12月も下旬となれば、そろそろ天寿を全うする時期だったのだろう。
参考サイト:虫Navi、ほか
by mikiosu | 2014-01-18 03:32 | その他 | Comments(4)
「アシグロツユムシ♀ 幼虫」は、全体の雰囲気が
素敵ですね!私も時にはバッタ、キリギリスの仲間
にも目を向けてみたいです。
素敵ですね!私も時にはバッタ、キリギリスの仲間
にも目を向けてみたいです。
0
クダマキ・・・モドキ!?
私だったらツユムシだと思ってしまいそうです><
バッタの世界も、奥が深いですね。。
アシグロツユムシは小さい頃が大好きです。
まるで、宝石をちりばめたように見えてしまいます(*´∀‘*)
私だったらツユムシだと思ってしまいそうです><
バッタの世界も、奥が深いですね。。
アシグロツユムシは小さい頃が大好きです。
まるで、宝石をちりばめたように見えてしまいます(*´∀‘*)
Sippo様
コメントありがとうございます。
アシグロツユムシ、幼虫は様子が変わっていて面白いですよね。
クダマキモドキは、クダマキ=クツワムシの別名で、クツワムシに似たものということらしいです。
クダマキとは、昔、機織りに使った紡車を捲く音=管捲きで、クツワムシの鳴く声がそれに似ていることから名付けられたそうです。
ネット上の受け売りですが…。
コメントありがとうございます。
アシグロツユムシ、幼虫は様子が変わっていて面白いですよね。
クダマキモドキは、クダマキ=クツワムシの別名で、クツワムシに似たものということらしいです。
クダマキとは、昔、機織りに使った紡車を捲く音=管捲きで、クツワムシの鳴く声がそれに似ていることから名付けられたそうです。
ネット上の受け売りですが…。


