健在だったホシミスジ越冬幼虫(2014年3月11日)
主フィールドでのフユシャク観察もそろそろ終わりの時期。
これから見られるフユシャクには、シロトゲエダシャクとトギレフユエダシャクが挙げられるが、これらはまだ主フィールドでは見たことがない。この2種を見ようと思ったらどこかに遠征しなければならない。
拙宅からさほど遠くない場所でも見られるはずなので、軽くプチ遠征してみたが、残念ながら見つけることはできなかった。
ついでに昨年見つけたホシミスジの越冬幼虫の巣を確認してみた。
2月中に大雪が二度も降ったので、どうなったのか心配だった。
雪にもめげず、越冬幼虫の巣は健在だった(写真1)。
この他にも3〜4カ所で確認できたので、少なくとも全滅するようなことはなかったようだ。
写真は10枚以上撮ったが、ろくな写真はなかった(苦笑)。
▼写真1 ホシミスジ越冬幼虫の巣(2014年3月8日、東京近郊)
お目当てのフユシャクには出会えず、木の幹にシロフフユエダシャク♂がピッタリ貼り付いていただけだった(写真2)。
▼写真2 シロフフユエダシャク♂(2014年3月8日、東京近郊)
この日は晴天で、公園内の河原ではモンキチョウやあわよくばベニシジミでも見られないかと期待していたのだったが、まだ早いようだ。
河原の土手に咲くオオイヌノフグリの花にはセイヨウミツバチが来ていて、せっせと蜜を集めていた(写真3)。
拡大するとブレブレなのがバレるので、小さめに載せておく(笑)。
▼写真3 セイヨウミツバチ&オオイヌノフグリ(2014年3月8日、東京近郊)
公園内にある自然観察園では、セツブンソウもまだ少し咲いていた。セツブンソウはもう終わりかけで、その近くにはミスミソウの白い花が咲いていた(写真4)。
そろそろ郊外の林道方面ではアズマイチゲやキクザキイチゲも咲き始める頃だろう。
▼写真4 ミスミソウ(2014年3月8日、東京近郊)
昨年の3月はびっくりするほど暖かかった。今思えば、3月と4月が逆だったような気がしないでもない。
今年はまだまだ寒く、郊外の林道方面では蝶が出るのも当分先になりそうで、なかなか足が向かないのだった。
撮影機材:ニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
by mikiosu | 2014-03-11 22:35 | 蝶 | Comments(4)