フユシャク第十五弾 シロトゲエダシャク(2014年3月22日)
フユシャクの第十五弾としてシロトゲエダシャクを紹介してみたい。
シロトゲエダシャク♂はちょっと郊外の野山に出れば割りと簡単に見られるので、さほど珍しくはないと思うが、主フィールドではまだ見たことがない。
写真1はプチ遠征先の公園内のトイレ外壁にとまっていた♂。
写真2は同じ公園の別のトイレ天井にとまっていた♂。
▼写真1 シロトゲエダシャク♂ その1(ノートリミング、2014年3月16日、東京近郊)
▼写真2 シロトゲエダシャク♂ その2a(ノートリミング、2014年3月16日、東京近郊)
写真3、4は写真2の個体を突ついて下に降りてもらったのを撮った。
何枚か撮ると飛んで逃げてしまった。
▼写真3 シロトゲエダシャク♂ その2b(ノートリミング、2014年3月16日、東京近郊)
▼写真4 シロトゲエダシャク♂ その2c(2014年3月16日、東京近郊)
写真5は郊外の雑木林で見つけた♂。
▼写真5 シロトゲエダシャク♂ その3(2014年3月18日、東京郊外)
シロトゲエダシャク♂は灯火に集まるので、郊外の電柱廻りでも時折見かける。
一方、なかなかお目にかかれないのが♀だ。私はまだ一度しか見たことがない。
今年もまだ見つけられずに居るので、昨年林道方面で見つけた♀の写真を載せておく(写真6〜8)。
▼写真6 シロトゲエダシャク♀ その1a(ノートリミング、2013年3月11日、東京郊外)
▼写真7 シロトゲエダシャク♀ その1b(ノートリミング、2013年3月11日、東京郊外)
▼写真8 シロトゲエダシャク♀ その1c(2013年3月11日、東京郊外)
※写真6〜8はニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
この♀は林道手前の街道脇のガードレールを歩いていた。こんなところで見つけられたのはかなりラッキーだった。
大きさは約13ミリ。フユシャク♀としては大きい方だと思う。
思えば拙ブログの第一回目に使ったのもこの♀の写真だった。季節がひと巡りしたと実感する次第だ。
参考サイト:日本産フユシャクWEB図鑑、相模国の自然スケッチ、ほか
撮影機材:※印以外はニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
by mikiosu | 2014-03-22 13:09 | 蛾 | Comments(2)