ギンイチモンジセセリ、飛ぶ(2014年4月20日)
4月18日金曜日からしばらくは雨模様の日が続く予報で、蝶撮りはお休みになりそうな雰囲気。
ところが土曜の朝目覚めるとお日様が照っている。
こうなるともう心は河川敷だ(笑)。
プチ遠征先で一個体2カットしか撮れなかったギンイチモンジセセリ春型のリベンジのため、郊外の河川敷に向かう。
うん、いるいる。複数個体の飛ぶ姿を見つけ、ベースキャンプを設営して、カメラ片手に歩き回る。
この日は飛翔写真にも積極的にチャレンジした。
その成果はご覧の通り(写真1〜3)。
いや、これはもちろん失敗写真である(苦笑)。
ギンイチモンジセセリの飛翔写真に付き物の失敗例もあっていいのではと載せてみた次第だ。
写真1は良くあるピンボケ写真。ピンボケどころか画面に枯れ草しか写っていないものも量産してしまった。
写真2、3は枯れ枝被り写真。ギンイチモンジセセリ春型を追いかけているとどうしても枯れ枝無しの写真は撮れない。
特に写真3は、これで枯れ枝が無ければ! と思うような写真だ。
▼写真1 ギンイチモンジセセリ 飛翔中 その1(2014年4月19日、東京郊外)
▼写真2 ギンイチモンジセセリ 飛翔中 その2(2014年4月19日、東京郊外)
▼写真3 ギンイチモンジセセリ 飛翔中 その3(2014年4月19日、東京郊外)
ギンイチモンジセセリの飛翔はどちらかというとゆっくりだ。しかし、もともと小さい蝶なので、飛翔中をばっちり撮るのは簡単ではないと思う。
河川敷にはススキなどの枯れ枝が多く、走り回って追いかけるのも結構しんどい。
そんな訳で広角飛翔は早々に諦め、マクロレンズで狙ってみた。
写真4〜8がどうにか写っていた飛翔シーン。
翅裏の写真がもっと欲しかったが、うまく撮れたものは無かった(涙)。
帰宅後撮影画像をチェックして、やはり背景がもっと写っていないと臨場感に欠けるし、写真としても物足りない気がした。
大変でも広角飛翔にチャレンジすべきだったか…。
▼写真4 ギンイチモンジセセリ 飛翔中 その4(2014年4月19日、東京郊外)
▼写真5 ギンイチモンジセセリ 飛翔中 その5(2014年4月19日、東京郊外)
▼写真6 ギンイチモンジセセリ 飛翔中 その6(2014年4月19日、東京郊外)
▼写真7 ギンイチモンジセセリ 飛翔中 その7(2014年4月19日、東京郊外)
▼写真8 ギンイチモンジセセリ 飛翔中 その8(2014年4月19日、東京郊外)
この場所は昨年、とある公園に行く途中、橋の上から河川敷を眺めていて、どうもギンイチモンジセセリがいそうな気がして降りてみた場所だ。
昨年は4月13日に撮っている。その日は同じ河川敷で羽化間もないダビドサナエ♀も見かけている。
今年も探してみたが、トンボ類は見つけられなかった。
ギンイチモンジセセリ春型の静止写真は次回へ。
撮影機材:ニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
by mikiosu | 2014-04-20 10:38 | 蝶 | Comments(4)