オニベニシタバ三昧(2014年8月17日)
山梨遠征時の午前中、宿の敷地内で一服していると、何かが飛んで来て頭にぶつかった。
セミでも飛んで来たのかと見回すと近くの木の幹にとまった。
それはオニベニシタバだった(写真1)。
頭にぶつかるとは失敬なヤツだ(笑)。
▼写真1 オニベニシタバ その1(ストロボ撮影、2014年8月14日、山梨県)
この日はオニベニシタバがたくさん見られた。
写真2は果物トラップに来ていた個体。近づくと少し飛んで階段にとまった。
▼写真2 オニベニシタバ その2(2014年8月14日、山梨県)
写真3は別の果物トラップに来ていた個体。
写真4は同じ個体が飛び上がったところを撮ってみたもの。
飛んでいると後翅後縁の白いラインが意外に目立つ。シャッタースピードは1/1600秒。
飛翔はそれほどすばやくは見えないが、もうちょっと速いシャッターを切るべきだったか。
▼写真3 オニベニシタバ その3a(ノートリミング、2014年8月14日、山梨県)
▼写真4 オニベニシタバ その3b 飛翔中(2014年8月14日、山梨県)
写真5は暗くなってからライトトラップに来ていた個体。
石川会長が捕まえて裏翅を見せてくれた。
▼写真5 オニベニシタバ その4 裏翅(ストロボ撮影、2014年8月14日、山梨県)
※写真5はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough
写真6〜9はエゾシロシタバ。
写真6は建物外壁にとまっていたもの。
この個体はとても綺麗だった。少し飛んで開翅したのが写真7。
下翅(後翅)のほとんどは黒いのにシロシタバと言うらしい。開翅すると白い紋がわずかに見える。
▼写真6 エゾシロシタバ その1a(2014年8月14日、山梨県)
▼写真7 エゾシロシタバ その1b 開翅(ストロボ撮影、2014年8月14日、山梨県)
写真8、9は暗くなってからライトトラップや外灯の下で見つけたエゾシロシタバ。
▼写真8 エゾシロシタバ その2(ストロボ撮影、2014年8月14日、山梨県)
▼写真9 エゾシロシタバ その3(ストロボ撮影、2014年8月14日、山梨県)
※写真8、9はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough
写真10、11はワモンキシタバ。
夜に外灯下の石にとまっていた。
▼写真10 ワモンキシタバ その1a(ストロボ撮影、2014年8月14日、山梨県)
▼写真11 ワモンキシタバ その1b 開翅(ストロボ撮影、2014年8月14日、山梨県)
※写真10、11はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough
写真12はキシタバ。
夜にライトトラップに来ていた。シタバガの中でも○○キシタバという種はいろいろあって難しい。多分ただのキシタバではないかと思う。
▼写真12 キシタバ(ストロボ撮影、2014年8月14日、山梨県)
※写真12はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough
シタバガ類は東京郊外でも時折見かけるが、一度にこんなに見たのは初めてだった。
撮影機材:※印以外はニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
by mikiosu | 2014-08-17 03:34 | 蛾 | Comments(2)