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成虫越冬の蝶たち(2015年3月3日)

好天の2月末日は東京郊外の河川敷にフユシャクを撮りに出かけたものの、風が冷たいせいか、ほとんど飛んでいなかった。
何とか静止個体を1匹見つけた後は、まったく粘らずに高尾方面に転戦した。
山の方が風がなくて暖かいくらいだった。
そのせいだろうか、テングチョウが飛んでいるのを見つけた。
追いかけて撮ったのが写真1。

▼写真1 テングチョウ その1a(ノートリミング、2015年2月28日、東京郊外)
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※ニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

しばらくとまっていたので70−200ミリズームで同じ場所から撮ってみた(写真2)。

▼写真2 テングチョウ その1b(ノートリミング、2015年2月28日、東京郊外)
成虫越冬の蝶たち(2015年3月3日) _d0303129_20275013.jpg

※ニコンD7100+MB−D15 & AF-S Nikkor 70−200mm f/4G ED VR

写真3はマクロレンズで撮ったものの拡大写真。
写真4は70−200ミリズームで撮ったものの拡大写真。
やや離れた場所から撮ったものを拡大したせいか、70−200ミリズームで撮った方がシャープだった。

▼写真3 テングチョウ その1c(2015年2月28日、東京郊外)
成虫越冬の蝶たち(2015年3月3日) _d0303129_2028369.jpg

※ニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

▼写真4 テングチョウ その1d(2015年2月28日、東京郊外)
成虫越冬の蝶たち(2015年3月3日) _d0303129_20281344.jpg

※ニコンD7100+MB−D15 & AF-S Nikkor 70−200mm f/4G ED VR

曇天の3月3日には主フィールドで越冬中のウラギンシジミを見に行く。
写真5はマクロレンズで撮ったもの、写真6は70−200ミリズームのテレ端で撮ったもの。

▼写真5 越冬中のウラギンシジミ その1a(ノートリミング、2015年3月3日、東京近郊)
成虫越冬の蝶たち(2015年3月3日) _d0303129_2028346.jpg

※ニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

▼写真6 越冬中のウラギンシジミ その1b(ノートリミング、2015年3月3日、東京近郊)
成虫越冬の蝶たち(2015年3月3日) _d0303129_20284269.jpg

※ニコンD7100+MB−D15 & AF-S Nikkor 70−200mm f/4G ED VR


写真7はマクロレンズで撮ったものを拡大したもの。
写真8は70−200ミリズームで撮ったものを拡大したもの。
目測で約1.5メートルといったところだろうか。これくらい離れていると105ミリマクロレンズでは眼にピントがきているかどうか、ファインダーでは確認しにくい。そう言う時にも70−200ミリズームは結構使えるように思う。

▼写真7 越冬中のウラギンシジミ その1c(2015年3月3日、東京近郊)
成虫越冬の蝶たち(2015年3月3日) _d0303129_20285566.jpg

※ニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

▼写真8 越冬中のウラギンシジミ その1d(2015年3月3日、東京近郊)
成虫越冬の蝶たち(2015年3月3日) _d0303129_2029425.jpg

※ニコンD7100+MB−D15 & AF-S Nikkor 70−200mm f/4G ED VR

写真9は別角度から70−200ミリズームのテレ端で撮ったウラギンシジミ。
まだ触角を翅の間に隠している様子がわかる。

▼写真9 越冬中のウラギンシジミ その1e(2015年3月3日、東京近郊)
成虫越冬の蝶たち(2015年3月3日) _d0303129_20291393.jpg

※ニコンD7100+MB−D15 & AF-S Nikkor 70−200mm f/4G ED VR

目の前にいる蝶を撮るならマクロレンズの方が良いだろう。
少し距離がある場合には、70−200ミリズームも充分使えそうなので、重い機材を増やした甲斐があったような気がする(笑)。

by mikiosu | 2015-03-03 20:29 | | Comments(6)

Commented by himeoo27 at 2015-03-03 20:41
河川敷の冬尺蛾というと
フチグロトゲシャクでしょうか?
今年も出逢えると嬉しいです。
Commented by yurinBD at 2015-03-04 07:05
越冬テングチョウとの出会い、いいですね!
千葉では個体数が少なく、なかなか出会うことが
できない蝶ですので羨ましいです。
ウラギンシジミ、無事に越冬できそうで良かったですね。
初冬から越冬場所を見つけることが大切ということを
学びましたので、来シーズンに活かしたいと思います!
Commented by みき♂ at 2015-03-04 23:00 x
himeoo様
コメントありがとうございます。
フチグロトゲエダシャク、今季はようやく♂を一匹撮っただけで、まだまだ消化不良です(苦笑)。
もう1〜2回はチャレンジしたいところです。
Commented by みき♂ at 2015-03-04 23:02 x
yurin様
コメントありがとうございます。
テングチョウは何とか追いかけて撮れました。
主フィールドの越冬ウラギンシジミ、もういなくなったかなと思いましたが、同じ木を三回もチェックしてようやく見つけました(節穴(苦笑))。
Commented by twoguitar at 2015-03-06 17:31 x
最近、105mmマクロレンズ×1.4を専ら使っていますが、少し距離がある時、
眼にピントが来ているかその場では分かりにくいのが悩みで、何枚も撮ってPC確認しています。
180mmマクロ×1.4使用当時は、ピントは分かりやすかったものの、
眼に合っても翅の先端方向がぼやける難点がありました。
みき♂さんは105mmマクロと70-200mm両刀遣いですね。
使いこなしているようで何よりです。
現場でレンズ交換はゴミ混入のリスクもあり、控えていましたが、
それでもいつのまにか空に黒点が出て新宿のnikonに何度も通っています。
Commented by みき♂ at 2015-03-07 00:33 x
twoguitar様
コメントありがとうございます。
70−200ミリはまだちょっとしか使っていません。
基本はマクロレンズ主体で、被写体次第で70−200ミリも使うと言う感じになると思います。
ゴミに関しては今のところサービスセンターのお世話になったことはありません。
フォーカシングスクリーンに多少ゴミが付くことがありますがあまり気にしないようにしています(笑)。
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