クロイトトンボ&アオモンイトトンボ(2015年5月15日)
最近撮ったイトトンボたち、ちょっと写真枚数は多いが、あとがつかえているのでいっぺんに載せてみる(笑)。
写真1、2は主フィールドで今季初撮りとなったアオモンイトトンボ♂。
似たような写真だけれど、写真1は腹端にピントは合っていない。
イトトンボは腹端や副性器を見ないと♂か♀か分からない場合があるので、できるだけ腹端までピントが合うように撮りたい。
▼写真1 アオモンイトトンボ♂ その1a(2015年5月4日、東京近郊)
▼写真2 アオモンイトトンボ♂ その1b(2015年5月4日、東京近郊)
写真3〜5はクロイトトンボ♂。
ちゃんと個体識別したわけではないが、写真5は別個体だったような気がする。
公園内の池の中にいたクロイトトンボを木道から望遠ズームレンズで撮った。
まずまず撮れていたのでイトトンボの撮影にも問題なく使えるようだ。
▼写真3 クロイトトンボ♂ その1a(ノートリミング、2015年5月10日、立川・昭和記念公園)
▼写真4 クロイトトンボ♂ その1b(2015年5月10日、立川・昭和記念公園)
▼写真5 クロイトトンボ♂ その2(2015年5月10日、立川・昭和記念公園)
※写真3〜5はニコンD7100+MB−D15 & AF-S Nikkor 70−200mm f/4G ED VR
写真6〜8はクロイトトンボの連結シーン。
産卵まで至ったかどうかはよく分からなかった。
▼写真6 クロイトトンボの連結シーン その1a(ノートリミング、2015年5月10日、立川・昭和記念公園)
▼写真7 クロイトトンボの連結シーン その1b(2015年5月10日、立川・昭和記念公園)
▼写真8 クロイトトンボの連結シーン その1c(2015年5月10日、立川・昭和記念公園)
※写真6〜8はニコンD7100+MB−D15 & AF-S Nikkor 70−200mm f/4G ED VR
写真9〜11は主フィールドで撮ったアオモンイトトンボ♂。
5月4日の初撮りから10日ほど経つと、個体数も増えてきていた。
▼写真9 アオモンイトトンボ♂ その1a(ノートリミング、2015年5月13日、東京近郊)
▼写真10 アオモンイトトンボ♂ その1b(2015年5月13日、東京近郊)
写真11は顔面のアップ。
トンボ類の顔は、あまり可愛いとは言いがたい。イトトンボ類やカワトンボ類はむしろ怖いくらいだ。
▼写真11 アオモンイトトンボ♂ その1c(2015年5月13日、東京近郊)
写真12〜17はアオモンイトトンボ♀。
写真12は♂タイプの♀。
副性器のふくらみがなく、腹端の形状からしても♀と思われる。
▼写真12 アオモンイトトンボ♀ その1(2015年5月13日、東京近郊)
写真13〜17は未成熟の♀。
未成熟の♀は鮮やかな橙色がなかなか綺麗だ。
▼写真13 未成熟のアオモンイトトンボ♀ その2a(2015年5月13日、東京近郊)
▼写真14 未成熟のアオモンイトトンボ♀ その2b(2015年5月13日、東京近郊)
▼写真15 未成熟のアオモンイトトンボ♀ その2c(2015年5月13日、東京近郊)
写真16は顔面のアップ。
▼写真16 未成熟のアオモンイトトンボ♀ その2d(2015年5月13日、東京近郊)
一瞬だけ♂と♀が近くにとまった(写真17)。
正確に言うと左側の♂のように見える個体は♂なのか、♂タイプの♀なのかはっきりしない。右側の♀に比較して腹部全体がやや細めに見えたので♂と推定した。
▼写真17 未成熟のアオモンイトトンボ♀(右側) その2e(2015年5月13日、東京近郊)
写真18は今季初撮りのモノサシトンボ♂。
まだ羽化間もないと見えて、複眼も腹部も色が薄い。もう何日かすれば綺麗な色の個体が見られるだろう。
▼写真18 モノサシトンボ♂(2015年5月13日、東京近郊)
参考文献:『ネイチャーガイド 日本のトンボ』(尾園暁、川島逸郎、二橋亮著、文一総合出版)
撮影機材:※印以外はニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
by mikiosu | 2015-05-15 17:30 | 蜻蛉 | Comments(2)