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新しいカメラでモートンイトトンボを撮る(2015年6月27日)

東京郊外の公園ではモートンイトトンボを新しいカメラで撮ることができた。
写真1〜6はモートンイトトンボ♂。
一週間前には未成熟個体が多かった♂も、この日は成熟個体ばかり目についた。
105ミリマクロレンズで撮った3個体を、ノートリミングと拡大画像で載せてみる。

▼写真1 モートンイトトンボ♂ その1a(ノートリミング、2015年6月22日、東京郊外)
新しいカメラでモートンイトトンボを撮る(2015年6月27日) _d0303129_2351082.jpg

▼写真2 モートンイトトンボ♂ その1b(2015年6月22日、東京郊外)
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写真3、4は別個体。

▼写真3 モートンイトトンボ♂ その2a(ノートリミング、2015年6月22日、東京郊外)
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▼写真4 モートンイトトンボ♂ その2b(2015年6月22日、東京郊外)
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写真5、6も別個体。

▼写真5 モートンイトトンボ♂ その3a(ノートリミング、2015年6月22日、東京郊外)
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▼写真6 モートンイトトンボ♂ その3b(2015年6月22日、東京郊外)
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♀の姿はまだ未成熟が多いようだ。成熟♀の姿を探すと、何とか2匹ほど見つかった。
写真7はマクロレンズで、写真8は70−200ミリズームレンズで撮ったもの。

▼写真7 モートンイトトンボ♀ その1a(2015年6月22日、東京郊外)
新しいカメラでモートンイトトンボを撮る(2015年6月27日) _d0303129_2352356.jpg


未成熟の間は白っぽい複眼も体色と同じように若草色になっていた(写真8)。

▼写真8 モートンイトトンボ♀ その1b(2015年6月22日、東京郊外)
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※写真8はニコンD7200+MB−D15 & AF-S Nikkor 70−200mm f/4G ED VR

写真9、10は上記と別個体の産卵行動。
一週間前には14時51分に、この日は13時22分に産卵行動が見られた。

▼写真9 モートンイトトンボ♀ その2a 産卵行動(2015年6月22日、東京郊外)
新しいカメラでモートンイトトンボを撮る(2015年6月27日) _d0303129_23522240.jpg

▼写真10 モートンイトトンボ♀ その2b 産卵行動(2015年6月22日、東京郊外)
新しいカメラでモートンイトトンボを撮る(2015年6月27日) _d0303129_23523452.jpg

※写真9、10はニコンD7200+MB−D15 & AF-S Nikkor 70−200mm f/4G ED VR

写真11、12はアキアカネ♀→シオカラトンボ♀
羽化間もない個体で分かりにくい。多分アキアカネではないかと思う

▼写真11 アキアカネ♀→シオカラトンボ♀ その1a−1(ノートリミング、2015年6月22日、東京郊外)
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▼写真12 アキアカネ♀→シオカラトンボ♀ その1a−2(2015年6月22日、東京郊外)
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※写真11、12はニコンD7200+MB−D15 & AF-S Nikkor 70−200mm f/4G ED VR

この日、ちょっとだけトンボを撮った印象では、D7200で撮った画像の色味は淡白で、やや色気が乏しい気がした(私見)。
D7200ではピクチャーコントロール機能が豊富になって、自分で色を仕上げる手段が増えた。要は撮影者がピクチャーコントロールを駆使して好みに仕上げてくれということなのだろう。
選択肢が増えたのは良いことだと思うが、撮影時にいろいろ悩むのは面倒くさい気がする。撮る時には露出と構図とピント、それとシャッターチャンスだけで手一杯というか、それだけに集中したい気がする。
いずれ少しずつ時間をかけてWB(ホワイトバランス)、PC(ピクチャーコントロール)の好みを見つけて最適化していくということになろうか。
前々回の記事でも書いたが、AF精度に関しては、合焦精度、合焦確率ともにD7100より良くなったと思う。これは新しいカメラを買うにあたって一番気にしていた部分だ。
一部ではD7100からの進化が乏しいと言われているようだが、連写時のバッファ容量も上がったことだし、これから購入を検討している方には、D7100ではなくD7200をお薦めしたい。
あ、私は別にニコンからお金をもらっているわけではない。むしろいつも支払いばかりでムカムカしているくらいだ(笑)。
今回D7200を買うにあたっては、フルサイズ機も検討した。フルサイズ機なら今月買った20ミリ単焦点レンズの画角もより生かせるのだが、もう少しAPS-Cサイズ機と付き合ってみようと思う。

(注 鍵コメ様のご指摘により再度検討したところ、写真11、12はアキアカネではなくシオカラトンボであることが判明した。本文及び写真のタイトルを青字で訂正した。鍵コメ様、ありがとうございました。2015年6月27日)

参考文献:『ネイチャーガイド 日本のトンボ』(尾園暁、川島逸郎、二橋亮著、文一総合出版)

撮影機材:※印以外はニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

by mikiosu | 2015-06-27 00:01 | 蜻蛉 | Comments(4)

Commented at 2015-06-27 09:10
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by mikiosu at 2015-06-27 10:12
鍵コメ様
コメントありがとうございます。
ご教示通り、シオカラトンボのようです。ありがとうございました(いや、お恥ずかしい(汗))。
実は北海度に行くのは初めてなので、かなり楽しみです。カメラも買ったし、あとは天気が良いのを祈るばかりです(笑)。
Commented by himeoo27 at 2015-06-28 17:05
小さいトンボなのに、その中に
凝縮されたモートンイトトンボ
の雄の模様何度見てもウットリ
します。
Commented by mikiosu at 2015-06-28 23:28
himeoo様
コメントありがとうございます。
モートンイトトンボ、確かに小さい中に綺麗な模様が凝縮されていますね。
こういうトンボが、郊外とは言え東京でまだ見られることを喜ばないといけませんね。
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