7〜8月の蛾たち その1(2016年9月16日)
9月も半ばを過ぎようというのに今頃7月の蛾で恐縮だ。
だいぶ前に同定もほぼ済んでいて、いつ載せても良かったのだが、文章を付けるのが億劫で後回しになってしまった(笑)。
7、8月は「ヘムレンのNature Photo」のヘムレンさんと山梨・長野方面に遠征することが多く、都内ではなかなか出会えない蛾も見られた。
まずは7月の蛾から順に紹介していきたい。
写真1はヒロバツバメアオシャク。
▼写真1 ヒロバツバメアオシャク(2016年7月1日、山梨県)
写真2、3はトラガ。
コトラガは何度か見たことがあるが、トラガは初めてかもしれない。
▼写真2 トラガ その1a(2016年7月7日、長野県)
▼写真3 トラガ その1b 開翅(2016年7月7日、長野県)
写真4〜6はヒメキシタヒトリ。
写真4、5は標高2000メートル付近の湿地で見かけた。白い紋に黄色が入っているので♀だろう。ヒメキシタヒトリは昨年大雪山の山麓で見かけた(過去記事は→こちら)。この♀はそれよりもかなり大きく見えた。
▼写真4 ヒメキシタヒトリ♀ その1a(2016年7月11日、長野県)
▼写真5 ヒメキシタヒトリ♀ その1b(2016年7月11日、長野県)
一週間後、旅行先で♂も見かけた(写真6)。
こちらも標高は約2000メートルの地点。やはり山地性なのだろう。
▼写真6 ヒメキシタヒトリ♂(2016年7月19日、長野県)
※写真6はニコンD7200+MB−D15 & シグマAPO MACRO 150mm f/2.8 EX DG OS HSM
写真7はスモモエダシャク。
ミヤマシロチョウを見に行った高原で見つけた。
▼写真7 スモモエダシャク(2016年7月11日、長野県)
写真8はキスジホソマダラ。
キスジホソマダラは東京郊外でも見られる蛾だ。高原ではハクサンフウロにたくさんきていた。
▼写真8 キスジホソマダラ(2016年7月11日、長野県)
※写真8はニコンD7200+MB−D15 & シグマAPO MACRO 150mm f/2.8 EX DG OS HSM
写真9はシロモンクロエダシャク。
峠のトイレで見つけた。同種とは思えないほど個体変異が著しいらしい。
▼写真9 シロモンクロエダシャク(2016年7月24日、山梨県)
※写真9はニコンD7200+MB−D15 & シグマAPO MACRO 150mm f/2.8 EX DG OS HSM
写真10はマメキシタバ。
木の幹とほとんど同化している。
▼写真10 マメキシタバ(2016年7月24日、山梨県)
※写真10はニコンD7200+MB−D15 & シグマAPO MACRO 150mm f/2.8 EX DG OS HSM
写真11は同じ日に見かけたコシロシタバ。
▼写真11 コシロシタバ(2016年7月24日、山梨県)
※写真11はニコンD7200+MB−D15 & シグマAPO MACRO 150mm f/2.8 EX DG OS HSM
写真12はダム湖近くの建物外壁にいたワモンキシタバ。
この日は生憎の天気で高原では蝶がほとんど撮れなかったが、蛾がたくさん撮れて、私的には結構楽しめた(笑)。
▼写真12 ワモンキシタバ(2016年7月28日、長野県)
写真13はヘリジロヨツメアオシャク。
▼写真13 ヘリジロヨツメアオシャク(2016年7月28日、長野県)
写真14はクロミスジシロエダシャク。
▼写真14 クロミスジシロエダシャク(2016年7月28日、長野県)
写真15はヨコジマナミシャク。
▼写真15 ヨコジマナミシャク(2016年7月28日、長野県)
写真16はオオアオバヤガ。
▼写真16 オオアオバヤガ(2016年7月28日、長野県)
写真17はモンシロドクガ。
▼写真17 モンシロドクガ(2016年7月28日、長野県)
写真18はネグロケンモン。
▼写真18 ネグロケンモン(2016年7月28日、長野県)
次回は8月の蛾の予定。
参考サイト:みんなで作る日本産蛾類図鑑V2、ちょう・がのずかん、ほか
撮影機材:※印以外はニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR+AF-S テレコンバーターTC-14E Ⅲ&スピードライトSB-910
by mikiosu | 2016-09-16 23:59 | 蛾 | Comments(4)
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nika4
at 2016-09-17 14:32
x
蛾も綺麗な種類が多いですね。しかし写真を撮っても、名前を調べるのが大変で、結局分からない事も多々あります。綺麗な蛾、ナイスです!
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Sippo5655 at 2016-09-17 21:53
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mikiosu at 2016-09-18 04:23
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mikiosu at 2016-09-18 04:29
Sippo様
コメントありがとうございます。
そういえばどうしてこんなとまり方をするのか考えたことなかったです(汗)。
この仲間、ウストビモンナミシャク、キマダラナミシャクなども腹部を曲げてとまります。何でですかね…。
コメントありがとうございます。
そういえばどうしてこんなとまり方をするのか考えたことなかったです(汗)。
この仲間、ウストビモンナミシャク、キマダラナミシャクなども腹部を曲げてとまります。何でですかね…。