今季のウスモンフユシャクなど(2018年3月2日)
概して地味な色合いのフユシャクの中にあって、地味な上に数も多いためにあまり珍重されないのがウスバフユシャクやクロテンフユシャクではなかろうか(私見)。近年自分の周囲でも蛾が好きだという方が増えてきてはいるけれど、ウスバフユシャクが好き、とか、クロテンフユシャクが好き、と言う方にはまだお目にかかったことがない。
写真1、2はウスモンフユシャク。
ウスモンフユシャクは主フィールドでは年に1、2回しか出会えないのでちょっと嬉しい。しかも交尾中だった。
▼写真1 ウスモンフユシャク交尾中 その1a(2018年1月16日、東京近郊)
※写真1はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro
せっかくなのでフィッシュアイレンズでも撮っておく(写真2)。
▼写真2 ウスモンフユシャク交尾中 その1b(2018年1月16日、東京近郊)
※写真2はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
写真3はクロテンフユシャク♂。
トイレで発見。
▼写真3 クロテンフユシャク♂(2018年1月23日、東京近郊)
※写真3はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro
写真4はウスバフユシャク♂。
▼写真4 ウスバフユシャク♂(2018年1月23日、東京近郊)
※写真4はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro
写真5は交尾中のウスバフユシャク。
▼写真5 ウスバフユシャク交尾中 その1(2018年2月4日、東京近郊)
※写真5はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
写真6も交尾中のウスバフユシャク。
擬木柵に絡まるツタにとまっていた。
▼写真6 ウスバフユシャク交尾中 その2a(2018年2月4日、東京近郊)
角度を変えると♀の姿も見える(写真7)。
▼写真7 ウスバフユシャク交尾中 その2b(2018年2月4日、東京近郊)
※写真6、7はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro
この日は産卵中の♀も見られた(写真8)。
♀が単独でいるとウスバフユシャクかクロテンフユシャクか、またはウスモンフユシャクかよく分からない。
▼写真8 産卵中のフユシャク♀(2018年2月4日、東京近郊)
※写真8はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro&マクロフラッシュSTF-8
ウスバフユシャクもクロテンフユシャクも、以前はカメラを構えるのも億劫になるほど見られたものだが、ここ2、3年はすっかり少なくなってしまった。さほど変わっていないように見える主フィールドも、徐々に環境が悪化しているのであろうか。
by mikiosu | 2018-03-02 23:59 | 蛾 | Comments(4)
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axinite
at 2018-03-06 03:32
黒猫です。
ウスバフユシャクは新宿区内でもまだ見られるので、年による増減の波で不作なのだろうと思います。
ウスバフユシャクは新宿区内でもまだ見られるので、年による増減の波で不作なのだろうと思います。
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こんにちは(っ´ω`c)
確かにウスモンやウスバを好きな人っているのかなぁと、思います。
特にウスモンは数も多くどこにいっても見られますよね。
ぼくも良く撮影しますが、大きさや羽の質感が違う個体も多く全部がほんとにウスモンなのこなぉと、毎回感じるくらいです。
確かにウスモンやウスバを好きな人っているのかなぁと、思います。
特にウスモンは数も多くどこにいっても見られますよね。
ぼくも良く撮影しますが、大きさや羽の質感が違う個体も多く全部がほんとにウスモンなのこなぉと、毎回感じるくらいです。
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mikiosu at 2018-03-07 03:00
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mikiosu at 2018-03-07 03:02