4月のアサギマダラ幼虫(2018年4月7日)
4月4日は東京郊外にアサギマダラの幼虫を見に行く。
そろそろ終齢幼虫が見られるだろうか。
写真1は観察しやすいポイントにいた個体。
大きさは約30ミリ。前回の3月23日に見たときにはせいぜい20ミリ前後だったのでかなり大きくなっていたものの、四齢幼虫か終齢幼虫かちょっと微妙なところだ。
▼写真1 アサギマダラの幼虫 その1a(ノートリミング、2018年4月4日、東京郊外)
横からも撮ってみる(写真2)。
▼写真2 アサギマダラの幼虫 その1b(2018年4月4日、東京郊外)
家にあるイモムシストラップと比べるとまだまだ小さいぞ(写真3)。
ちなみにイモムシストラップは約65ミリだ。ちょっと大きすぎないか(笑)。『イモムシハンドブック』(文一総合出版)によるとアサギマダラの終齢幼虫は大体37〜41ミリということになっている。
▼写真3 アサギマダラの幼虫 その1c(2018年4月4日、東京郊外)
写真4もそこそこ大きな幼虫。
かなり高い位置の葉っぱにいて、とても届かないので望遠系ズームレンズで撮った。目測で30ミリ超といった感じ。
▼写真4 アサギマダラの幼虫 その2(2018年4月4日、東京郊外)
※写真4はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO&エレクトロニックフラッシュFL-900R
写真5はこの日見かけた中では一番大きな幼虫。
これも遠くて計ることはできなかった。目測で35ミリといったところか。これは終齢幼虫かもしれない。
▼写真5 アサギマダラの幼虫 その3(2018年4月4日、東京郊外)
写真6はやや小ぶりの四齢幼虫かな。
大きさは約20ミリ。はっきりしないがヘッドカプセルがくっついていたかもしれない。
▼写真6 アサギマダラの幼虫 その4(2018年4月4日、東京郊外)
写真7も四齢幼虫。
▼写真7 アサギマダラの幼虫 その5(2018年4月4日、東京郊外)
写真8はかなり色の濃い四齢幼虫。
この個体は色が濃いばかりではなく、細長くて他の個体とは明らかに違って見えた。
大きさは約20ミリ。キジョランの小さな株にいて、小ぶりの葉っぱが3枚しかなかった。これくらいでは食料が足りないのではなかろうか。
▼写真8 アサギマダラの幼虫 その6(2018年4月4日、東京郊外)
まだ三齢幼虫もいた(写真9)。
三齢幼虫は10ミリくらいだ。
▼写真9 アサギマダラの幼虫 その7(2018年4月4日、東京郊外)
写真10も三齢幼虫。
▼写真10 アサギマダラの幼虫 その8(2018年4月4日、東京郊外)
この日は全部で9匹ほど見つけた。
前回の3月23日は時間もなくて4匹しか見つけられなかったが、4月になって9匹は結構多い方ではないかと思う。
自分としては40ミリを超え、明らかに終齢幼虫と分かる個体を見つけたいのでもうちょっと頑張って観察したい。
撮影機材:※印以外はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro&マクロフラッシュSTF-8
by mikiosu | 2018-04-07 23:59 | 蝶 | Comments(2)