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ウラギンヒョウモンとクモガタヒョウモン(2018年5月16日)

もうだいぶ前の話になってしまった感があるが、好天の5月11日は東京郊外に遠征した。
狙いはクモガタヒョウモンと山頂に咲くツツジにくるミヤマカラスアゲハあたりだったが果たしてどうなったか。
…結論から言うとあまり芳しくなかった(苦笑)。

写真1、2はジャコウアゲハ♂。
中腹の白い花にきていた。ずっと前からそのうち捕まえて匂いを嗅いでみたいと思っているがまだ果たしていない。

▼写真1 ジャコウアゲハ♂ その1a(2018年5月11日、東京郊外)
ウラギンヒョウモンとクモガタヒョウモン(2018年5月16日)_d0303129_194388.jpg

▼写真2 ジャコウアゲハ♂ その1b(2018年5月11日、東京郊外)
ウラギンヒョウモンとクモガタヒョウモン(2018年5月16日)_d0303129_19433910.jpg

※写真1、2はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

写真3はミヤマカラスアゲハ♂。
山麓のツツジが終わっても山頂ではまだしばらく花が咲いているのは過去の経験から知っていた。それにしても今季はミヤマカラスアゲハの発生も早かったのだろう。すでに傷んだ個体しか見かけなかった。

▼写真3 ミヤマカラスアゲハ♂ 開翅(ノートリミング、2018年5月11日、東京郊外)
ウラギンヒョウモンとクモガタヒョウモン(2018年5月16日)_d0303129_19434816.jpg

※写真3はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

遠くのハルジオンにきていたのは…クモガタヒョウモンではなくウラギンヒョウモンであった(写真1)。

▼写真4 ウラギンヒョウモン♂ その1a 腹面(2018年5月11日、東京郊外)
ウラギンヒョウモンとクモガタヒョウモン(2018年5月16日)_d0303129_19435617.jpg

なかなか良い角度で撮れないうちに飛び去ってしまった(写真5〜7)。

▼写真5 ウラギンヒョウモン♂ その1b 開翅(2018年5月11日、東京郊外)
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▼写真6 ウラギンヒョウモン♂ その1c(2018年5月11日、東京郊外)
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▼写真7 ウラギンヒョウモン♂ その1d(2018年5月11日、東京郊外)
ウラギンヒョウモンとクモガタヒョウモン(2018年5月16日)_d0303129_19441881.jpg

※写真4〜7はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

山頂でテリ張りしていたのはツマグロヒョウモン♂(写真8)。
すでに擦れていたし適当に2〜3枚撮って終わり(笑)。

▼写真8 ツマグロヒョウモン♂ 開翅(2018年5月11日、東京郊外)
ウラギンヒョウモンとクモガタヒョウモン(2018年5月16日)_d0303129_19442858.jpg

※写真8はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

山頂付近で飛んでいるクモガタヒョウモンは複数見られたが、静止個体はまったく見られず、仕方なく飛んでいるところを証拠写真として撮っておく(写真9)。

▼写真9 クモガタヒョウモン♂ 飛翔中(2018年5月11日、東京郊外)
ウラギンヒョウモンとクモガタヒョウモン(2018年5月16日)_d0303129_19443668.jpg

※写真9はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

クロヒカゲもちょっと期待していたのだけれど、林道で見られたのはコジャノメだけ(写真10)。
これは♀のように見えた。

▼写真10 コジャノメ♀(ノートリミング、2018年5月11日、東京郊外)
ウラギンヒョウモンとクモガタヒョウモン(2018年5月16日)_d0303129_19444586.jpg

※写真10はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

ジャノメつながりで近所の公園で撮ったヒメジャノメ(写真11、12)。
前回の記事で書いたアカボシゴマダラを飛ばしてくれたのはこのヒメジャノメだ(苦笑)。

▼写真11 ヒメジャノメ その1a(2018年5月10日、東京都)
ウラギンヒョウモンとクモガタヒョウモン(2018年5月16日)_d0303129_19445363.jpg

▼写真12 ヒメジャノメ その1b(2018年5月10日、東京都)
ウラギンヒョウモンとクモガタヒョウモン(2018年5月16日)_d0303129_194512.jpg

※写真11、12はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

クモガタヒョウモン狙いの山頂では思ったように見られず、その上この日は遠足日和だったのか、数校の児童が遠足にきていて、山頂で蝶をのんびり待つのはちょっと無理であった。

そんなことで昼過ぎには早々に下山して別の林道をちょっと歩く。
林道入口でイチモンジチョウの蛹を探したけれど見つからなかった。いたのは成虫の方であった(写真13、14)。
一応今季初撮りなので押さえておく。

▼写真13 イチモンジチョウ その1a 開翅(2018年5月11日、東京郊外)
ウラギンヒョウモンとクモガタヒョウモン(2018年5月16日)_d0303129_19451118.jpg

▼写真14 イチモンジチョウ その1b 開翅(2018年5月11日、東京郊外)
ウラギンヒョウモンとクモガタヒョウモン(2018年5月16日)_d0303129_19452249.jpg

※写真13、14はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

林縁ではヒメキマダラセセリの姿も見られた(写真15、16)。

▼写真15 ヒメキマダラセセリ♂ その1a 開翅(2018年5月11日、東京郊外)
ウラギンヒョウモンとクモガタヒョウモン(2018年5月16日)_d0303129_1945463.jpg

▼写真16 ヒメキマダラセセリ♂ その1b(2018年5月11日、東京郊外)
ウラギンヒョウモンとクモガタヒョウモン(2018年5月16日)_d0303129_19455492.jpg

※写真15、16はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

狙いのミヤマカラスアゲハもクモガタヒョウモンもろくな写真が撮れず、成果乏しい一日だったような気がしていたのだけれど、考えてみるとクモガタヒョウモン、ウラギンヒョウモン、コジャノメ、イチモンジチョウ、ヒメキマダラセセリと今季初撮りの蝶が5種類。これでつまらない日だったと嘆いては罰が当たるというものだろう。

by mikiosu | 2018-05-16 23:59 | | Comments(2)

Commented by ダンダラ at 2018-05-17 21:14 x
ウラギンヒョウモンは地域的なことを考えるとサトウラギンですかね。
ある意味クモガタヒョウモンよりは貴重かも。
自宅近くでも出ているかな。
里山の旬の蝶が撮影できて、確かに充実していたかもしれませんね。
Commented by mikiosu at 2018-05-19 03:00
ダンダラ様
コメントありがとうございます。
そういえば初めてこの場所に行ったときにもウラギンヒョウモンがいました。もっとゆっくり撮りたかったですがすぐに姿が見えなくなってしまいました。ひとけが少なかったらもっと粘ったのですがこの日はちょっと無理でした(苦笑)。
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