ミドリシジミ♂、青いのと緑色のとどっちが好きなの?(2018年6月1日)
ミドリシジミは♂の開翅シーンも7時前から見ることができた。
写真1、2は葉上で翅を開くところ。
▼写真1 ミドリシジミ♂ その1a 半開翅(2018年5月26日、東京都)
▼写真2 ミドリシジミ♂ その1b 開翅(2018年5月26日、東京都)
※写真1、2はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
写真3〜6は同じ個体。
少しでも表翅が輝くように葉っぱの間から狙ってみた(写真3)。
▼写真3 ミドリシジミ♂ その2a 開翅(ノートリミング、2018年5月26日、東京都)
真横からでもほぼ全体が輝く(写真4)。
▼写真4 ミドリシジミ♂ その2b 開翅(ノートリミング、2018年5月26日、東京都)
鏡面のように輝く青も結構好きだ(写真5)。
▼写真5 ミドリシジミ♂ その2c 開翅(2018年5月26日、東京都)
写真6も小飛した個体を葉っぱの間から何とか狙ったところ。
▼写真6 ミドリシジミ♂ その2d 開翅(2018年5月26日、東京都)
※写真3〜6はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO & Tele Converter MC-14
写真7〜13はかなり緑色がかった個体。
公園内の草地にオオバコの群落があり、時折ふっとミドリシジミが姿を現す場所がある。この日も何匹か登場してくれた。
何度目かのチェックの際に、なんと綺麗な個体だ! と思われるミドリシジミが現れた。
写真7がその瞬間。
角度もお構いなしに撮っておいたのは、チラッと見えた表翅の緑が目を引いたからだが、こうしてみると裏翅もとても新鮮に見える。
▼写真7 ミドリシジミ♂ その3a(2018年5月26日、東京都)
徐々に開翅して鮮やかな表翅を見せてくれた(写真8)。
▼写真8 ミドリシジミ♂ その3b 半開翅(2018年5月26日、東京都)
写真9は真横からの開翅シーン。
これほど鮮やかな緑色の個体は初めて見た。
このあたりでシャッターを押しながら「緑色ですよ〜」と近くの方々に声をかけた気がする(笑)。
▼写真9 ミドリシジミ♂ その3c 開翅(2018年5月26日、東京都)
写真10は小飛して半開翅したところ。
▼写真10 ミドリシジミ♂ その3d 半開翅(2018年5月26日、東京都)
写真11は小さなオオバコの葉に乗って開翅したところ。
▼写真11 ミドリシジミ♂ その3e(ノートリミング、2018年5月26日、東京都)
写真12、13は全開したところ。
仔細に見ると少し傷もあるので、羽化直後というわけではなさそうだ。新鮮で美麗な個体ということになろうか。
▼写真12 ミドリシジミ♂ その3f(ノートリミング、2018年5月26日、東京都)
少し拡大(写真13)。
▼写真13 ミドリシジミ♂ その3g(2018年5月26日、東京都)
※写真7〜13はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO & Tele Converter MC-14
この日はこの個体だけで150枚くらい撮った。この個体を見たことでほぼ満足してしまい、それ以上はあまり欲張らずに帰ってしまった。
撮影データを見るとこの個体を撮ったのが8時50分頃。そのあとには今季初撮りのキマダラセセリを9時半頃に数枚撮っただけだった。
満足したはずなのに、翌日になるとまたミドリシジミを見たくなる(笑)。
翌日は少しゆっくりして6時過ぎ着。
この日はすでに日が差していたにもかかわらず、蝶の出は今ひとつであった。それでも6時半頃からぼちぼち出てきてくれた。
写真14、15はミドリシジミ♂。
こうしてちょっとでも翅を開いてくれると♂か♀か分かってありがたい(写真14)。
▼写真14 ミドリシジミ♂ その4a(2018年5月27日、東京都)
葉っぱの上を歩いてよろめく♂(写真15)。
▼写真15 ミドリシジミ♂ その4b(2018年5月27日、東京都)
※写真14、15はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
写真16は葉上で口吻を伸ばしていた♂。
▼写真16 ミドリシジミ♂ その5a(ノートリミング、2018年5月27日、東京都)
※写真16はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
翅を開くとちょっと傷んでいた(写真17)。
▼写真17 ミドリシジミ♂ その5b 半開翅(2018年5月27日、東京都)
※写真17はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
写真18〜20は青が鮮やかな個体。
綺麗なのでいろいろな角度から押さえておく。
▼写真18 ミドリシジミ♂ その6a 開翅(2018年5月27日、東京都)
▼写真19 ミドリシジミ♂ その6b 開翅(ノートリミング、2018年5月27日、東京都)
少し拡大(写真20)。
やはりミドリシジミ♂の表翅は綺麗だ。
▼写真20 ミドリシジミ♂ その6c 開翅(2018年5月27日、東京都)
※写真18〜20はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
ほかの蝶にも言えることだが、綺麗な蝶をそのまま綺麗に撮るのが存外難しい。見たままに綺麗に撮りたくて毎年何度もトライするのであった。
by mikiosu | 2018-06-01 03:00 | 蝶 | Comments(6)
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nika4
at 2018-06-01 21:49
x
ミドリシジミの輝き、素晴らしいですね!
やはり緑色と青色の輝きには、個体差が有るようですね。角度と個体差の両方で写る色が変わるのでしょう。こんなに多くのミドリシジミがいるとは、羨ましいナイスです!
やはり緑色と青色の輝きには、個体差が有るようですね。角度と個体差の両方で写る色が変わるのでしょう。こんなに多くのミドリシジミがいるとは、羨ましいナイスです!
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mikiosu at 2018-06-02 04:37
nika様
コメント&ナイスありがとうございます。
ここでは個体数もそこそこ見られるし、すぐ近くまで寄れる場合もあるので、早朝から頑張って見に行く甲斐があります。
それはそうと例のオオミドリシジミのポイントは、昨日は凄かったです。今日も行くつもりです。新鮮個体は少ないかもしれませんが…。フジミドリシジミは相変わらず撮れてません(苦笑)。
コメント&ナイスありがとうございます。
ここでは個体数もそこそこ見られるし、すぐ近くまで寄れる場合もあるので、早朝から頑張って見に行く甲斐があります。
それはそうと例のオオミドリシジミのポイントは、昨日は凄かったです。今日も行くつもりです。新鮮個体は少ないかもしれませんが…。フジミドリシジミは相変わらず撮れてません(苦笑)。
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yurinBD at 2018-06-02 17:18
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mikiosu at 2018-06-03 02:56
yurin様
コメントありがとうございます。
あ、書き忘れてましたが私は青も緑も好きな色なので、どっちも好き! ってことです(笑)。
ミドリシジミもオオミドリシジミもちょっとした角度の違いで色合いが変わってくるのでマジで毎日通っちゃってます(汗)。
コメントありがとうございます。
あ、書き忘れてましたが私は青も緑も好きな色なので、どっちも好き! ってことです(笑)。
ミドリシジミもオオミドリシジミもちょっとした角度の違いで色合いが変わってくるのでマジで毎日通っちゃってます(汗)。
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Sippo5655 at 2018-06-03 22:36
前ボケがますます神秘的なミドリシジミ!
いいですね(*´∇`*)
本当に光の加減で様々に変化する翅の色、
同じ色はもしかしたら二度と出せないのかもしれませんね。
青い輝きも、緑の輝きも、
うっとりするくらい美しいです♪
いいですね(*´∇`*)
本当に光の加減で様々に変化する翅の色、
同じ色はもしかしたら二度と出せないのかもしれませんね。
青い輝きも、緑の輝きも、
うっとりするくらい美しいです♪
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mikiosu at 2018-06-04 21:14