ムラサキツバメの集団、今季初撮り(2018年12月2日)
今年は9月に近所の公園でムラサキツバメの卵、幼虫、蛹、さらに運良く羽化シーンまで観察できた(その記事は→こちら)。
その後は成虫がたくさん見られるかと思うとそうでもなく、成虫はさっぱり見かけない。この分では越冬個体を観察できないのではないかと心配になってきた。
好天の11月25日に主フィールドを歩いてみるとムラサキツバメ♂がマテバシイの梢で見られた(写真1)。
12-100ミリズームレンズなのであまり大きく撮れない。
▼写真1 ムラサキツバメ♂ その1 開翅(ノートリミング、2018年11月25日、東京近郊)
※写真1はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
40-150ミリズームレンズに交換している間に移動してしまった。目で追っていると、近くの葉上に3匹ほどの集団がいるのが見えた(写真2)。
切れているのはご愛敬で(笑)。
▼写真2 ムラサキツバメの集団 その1a(2018年11月25日、東京近郊)
少し離れて全体を撮っておく(写真3)。
この日は300ミリを持っていなかったのでこれが限界であった。
▼写真3 ムラサキツバメの集団 その1b(2018年11月25日、東京近郊)
※写真2、3はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
キョロキョロしていると、なんとすぐ近くに別の集団がいた(写真4)。
▼写真4 ムラサキツバメの集団 その2a(2018年11月25日、東京近郊)
はっきりしないが8匹くらいいたようだ(写真5)。
▼写真5 ムラサキツバメの集団 その2b(ストロボ撮影、2018年11月25日、東京近郊)
※写真4、5はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO&エレクトロニックフラッシュFL-900R
二日後は300ミリも持って行ってこの集団を撮ってみる(写真6)。
この日は飛び出している個体もいたので正確な数は何とも言えないけれど、ムラサキツバメが4、5匹、ムラサキシジミが1匹いたように思う。
▼写真6 ムラサキツバメの集団 その2c(2018年11月27日、東京近郊)
▼写真7 ムラサキツバメの集団 その2d(2018年11月27日、東京近郊)
※写真6、7はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO&エレクトロニックフラッシュFL-900R
その右上の方には写真2、3と同じムラサキツバメ3匹の集団が健在(写真8)。
▼写真8 ムラサキツバメの集団 その1c(ノートリミング、2018年11月27日、東京近郊)
※写真8はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO&エレクトロニックフラッシュFL-900R
集団のいるマテバシイの下の方にも♀が飛んできて開翅してくれた(写真9、10)。
▼写真9 ムラサキツバメ♀ その1a 開翅(ノートリミング、2018年11月27日、東京近郊)
▼写真10 ムラサキツバメ♀ その1b 開翅(ノートリミング、2018年11月27日、東京近郊)
拡大する(写真11)。
▼写真11 ムラサキツバメ♀ その1c 開翅(2018年11月27日、東京近郊)
※写真9〜11はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
写真12は上の方の別個体。
▼写真12 ムラサキツバメ♀ その2 開翅(ノートリミング、2018年11月27日、東京近郊)
※写真14はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
写真13も別個体。
▼写真13 ムラサキツバメ♀ その3 開翅(ノートリミング、2018年11月27日、東京近郊)
※写真13はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
写真14は♂の開翅。
♂はどうも近くにきてくれない。
▼写真14 ムラサキツバメ♂ その2 開翅(ノートリミング、2018年11月27日、東京近郊)
※写真14はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
11月も下旬になってから、ようやくムラサキツバメの集団が見つかってホッとした。これでしばらくはまた蝶の観察&撮影が楽しめそうだ。
by mikiosu | 2018-12-02 23:59 | 蝶 | Comments(0)