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モイワサナエ初見初撮り(2019年6月19日)

6月16日は「蝶と蜻蛉の撮影日記」のdragonbutterさんのお誘いで群馬方面にトンボ狙いで遠征した。
朝5時頃、道路はまだ濡れていてかなり微妙な天気。時折小雨がパラつく中、現地に着く頃にはやや明るくなり、持ち直しそうな雰囲気。
予定より早く着いたけれど、「浅間暮らし(ヤマキチョウ便り)」の浅間の煙さんのご案内でポイントへ向かう。
最初のポイントは、私にとっては、ん? ここですか? という感じの場所。
しかし、ほどなくそれはそこにいることが分かった。

写真1はモイワサナエ♀。
ほかの場所でこのカットしか撮れなかったら、モイワサナエと断定することは難しいかもしれない。

▼写真1 モイワサナエ♀ その1(2019年6月16日、群馬県)
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写真2は別個体の♀。
やや引き気味に撮ってみた。花がないのでよく分からないが、ここはドウダンツツジの生け垣であろうか。

▼写真2 モイワサナエ♀ その2a(ノートリミング、2019年6月16日、群馬県)
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アップにするとこんな感じ(写真3)。

▼写真3 モイワサナエ♀ その2b(ノートリミング、2019年6月16日、群馬県)
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写真4はまた別個体の♀。
生け垣の上部に飛んできてとまる。30分もしないうちに♀ばかり5〜6匹見つかった。

▼写真4 モイワサナエ♀ その3(ノートリミング、2019年6月16日、群馬県)
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なかなか♂が見つからなかったが、そのうちに♂の姿も目に付くようになった。
写真5は待望の♂。
ダビドサナエと同様に、♀の斑紋は黄色っぽく、♂はやや緑色がかって見える。

▼写真5 モイワサナエ♂ その1(ノートリミング、2019年6月16日、群馬県)
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別個体を真上から撮ることができた(写真6)。
尾端(腹部先端)の形状がダビドサナエと明らかに異なるのが分かる。

▼写真6 モイワサナエ♂ その2(ノートリミング、2019年6月16日、群馬県)
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写真7は♀の後翅のアップ。
あまり良くない角度でしか撮れなかった個体なのだが、後翅が綺麗に撮れていたので拡大してみた。

▼写真7 モイワサナエ♀その4→ヒメクロサナエ♀(2019年6月16日、群馬県)
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写真8、9は側面から撮った♂。
写真8は40−150ミリズームレンズの150ミリ側で撮ったもの。写真9は300ミリ単焦点レンズで撮ったもの。
この日は最初からモイワサナエ狙いなので300ミリは不要かなと思ったけれど、念のため持って行った。やっぱり持って行って良かった(笑)。

▼写真8 モイワサナエ♂ その3a(ノートリミング、2019年6月16日、群馬県)
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▼写真9 モイワサナエ♂ その3b(ノートリミング、2019年6月16日、群馬県)
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※写真9はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

ひとしきり生け垣周辺で観察したあと、少し移動する。

写真10はカエデの葉上にいた♀。

▼写真10 モイワサナエ♀ その5(ノートリミング、2019年6月16日、群馬県)
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写真11はフキの葉上にいた♀。

▼写真11 モイワサナエ♀ その6(ノートリミング、2019年6月16日、群馬県)
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相変わらず♀が多いが、♂も時折見つかる(写真12)。

▼写真12 モイワサナエ♂ その4a(ノートリミング、2019年6月16日、群馬県)
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同じ♂を少し絞って撮ってみた(写真13)。

▼写真13 モイワサナエ♂ その4b(ノートリミング、2019年6月16日、群馬県)
d0303129_420527.jpg


しばらく歩くとフキの葉上で交尾個体が(写真14、15)。
交尾個体の右側のフキの上にいるのはモイワサナエ♀。

▼写真14 モイワサナエの交尾シーン その1a(ノートリミング、2019年6月16日、群馬県)
d0303129_4125541.jpg


写真15は交尾個体をストロボ撮影したもの。

▼写真15 モイワサナエの交尾シーン その1b(ノートリミング、2019年6月16日、群馬県)
d0303129_413465.jpg

※写真15はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO&エレクトロニックフラッシュFL-900R

少し離れた湿地帯のフキの上にも交尾個体がいた(写真16、17)。
同じフキの葉の奥にいるのはモイワサナエ♀。

▼写真16 モイワサナエの交尾シーン その2a(ノートリミング、2019年6月16日、群馬県)
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▼写真17 モイワサナエの交尾シーン その2b(ノートリミング、2019年6月16日、群馬県)
d0303129_4132252.jpg


写真18はモイワサナエ♀の背面。
この際なのでいろいろな角度から撮っておく。

▼写真18 モイワサナエ♀ その7(ノートリミング、2019年6月16日、群馬県)
d0303129_4133091.jpg


写真19はフキの葉上にとまっていた未成熟個体。
まだ複眼の色が出ていなかった。他の個体も翅がまだキラキラしていて羽化間もない個体が多かったように思う。

▼写真19 モイワサナエ♀ その8(2019年6月16日、群馬県)
d0303129_4133975.jpg


写真20は捕食中の♂。
赤い翅のカメムシのようなものを食べていた。セスジナガカメムシのようだが断定はしがたい。

▼写真20 モイワサナエ♂ その5(2019年6月16日、群馬県)
d0303129_4134786.jpg


それにしてもモイワサナエは初見というのに、いるところにはいるものである。とは言え生息域は貴重で、どこにでも残っているものでもない。いつまでもこのような環境が保たれるのを祈るばかりである。

お誘いいただいたdragonbutterさん、ご案内いただいた浅間の煙さんにあらためてお礼申し上げたい。

(注 写真7はモイワサナエ♀ではなくヒメクロサナエ♀と訂正しました。2019年6月26日)

撮影機材:※印以外はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

by mikiosu | 2019-06-19 23:59 | 蜻蛉 | Comments(2)

Commented by dragonbutter at 2019-06-25 22:39
こちらこそお世話になりました。
様々な角度から丁寧に撮っておられて感心しました。
写真7はヒメクロかもしれません。
またよろしくお願いします。
Commented by mikiosu at 2019-06-26 00:37
dragonbutter様
コメントありがとうございます。
ご教示ありがとうございます。写真7はヒメクロサナエ♀と訂正しました。よく気がついてくださいました(汗)。
こちらこそまた宜しくお願い致します。
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