2018年 05月 01日 ( 1 )

アオバセセリにうってつけの日(2018年5月1日)

それはやはりウツギの花が満開の時であろう。今季はウツギの花が早く咲き始めていて、GW前に散ってしまうのではないかと懸念していた。アオバセセリは早めに発生するのかしないのか。ウツギの花が先に終わってしまったらハルジオンどまり狙いかななどと考えていたけれど、それは杞憂に終わり、アオバセセリは早めに発生しウツギの花はまだ十分に咲いていた。

例年ならGW明け、早くても5月に入ってからだったアオバセセリはGW前の4月27日にもう見られた。
今日あたりアオバセセリが見られるかもしれないと出かけてみると、Aポイントは半日陰で黒色系アゲハはきていたけれどアオバセセリの姿はなかった。
少し先のBポイントに行ってみると「美鳥美蝶散歩」のnikaさんや「公園昆虫記」のおはるさんがすでにきておられた。

写真1、2は今季初撮りのアオバセセリ。
色合いもまずまず綺麗な個体であった。

▼写真1 アオバセセリ その1a(2018年4月27日、東京郊外)
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▼写真2 アオバセセリ その1b 飛び立ち(2018年4月27日、東京郊外)
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いつもながらウツギの花にくるアオバセセリは吸蜜時間が短くて撮るのに苦労する(写真3〜5)。
上と同じ個体かもしれないがその2としておく。午前中は複数個体がきていて撮り放題だったとのことだが、自分が着いたのは11時過ぎで、1匹か2匹かよく分からなかった。

▼写真3 アオバセセリ その2a(2018年4月27日、東京郊外)
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▼写真4 アオバセセリ その2b(2018年4月27日、東京郊外)
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▼写真5 アオバセセリ その2c(2018年4月27日、東京郊外)
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取りあえず何枚か撮れたもののその後が続かない。しばらく待っても戻ってこないのでAポイントに戻ってみる。
うまいことに1匹きていた(写真6)。

▼写真6 アオバセセリ その3(2018年4月27日、東京郊外)
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しかし、この個体は直後にネットインされてしまった。300ミリで道の端からとはいえカメラを構えていたのに後からきてネットインされたのにはいささかムッとした。これは苦情を言っていいレベルではなかったか。
そんなことで嫌な気分になりこの日は撤収してしまった。土日やGWに出かけるとこういうことが起きがちである。

まだまだ撮り足りないので4月29日はネットマンもきているのを承知でもう一度出かけた。
朝9時過ぎ、Aポイントにはアオバセセリが1匹きていたがほどなく姿が見えなくなった。
撮れたのはこのカットだけ(写真7)。

▼写真7 アオバセセリ その1 飛び立ち(ノートリミング、2018年4月29日、東京郊外)
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すぐにBポイントに移動すると高校生くらいの男の子がネットを持って立っていた。聞くとアオバセセリは5匹くらいきていて、3匹ネットインしたところなのでまだ2匹いるという。確かにまだいたようだがじきに見られなくなった。少し待つとさらにもう一人ネットマンがきてしまったので、これでは落ち着いて写真は撮れまいとAポイントに戻る。

Aポイントに戻ったのは10時頃。まだ日陰のままだ。アオバセセリもきていない。仕方なくスイカズラの回りでイチモンジチョウの幼虫を探したりしていた。
すると向こうの方から「スミナガシがいますよ」と声が!
スミナガシが地面で吸水していた(写真8)。

▼写真8 スミナガシ その1a 半開翅(2018年4月29日、東京郊外)
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小飛してまた吸水(写真9〜11)。

▼写真9 スミナガシ その1b 開翅(ノートリミング、2018年4月29日、東京郊外)
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真っ赤な口吻がよく見える(写真10)。

▼写真10 スミナガシ その1c 開翅(2018年4月29日、東京郊外)
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まずまず綺麗な個体であった(写真11)。

▼写真11 スミナガシ その1d 開翅(2018年4月29日、東京郊外)
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スミナガシが飛んでいったあとに話すと、教えてくれたのは「Koriel’s Macro Photo」のKorielさんであった。
Korielさんはアオバセセリも見つけてくれた。

写真12はAポイントに降臨してくれたアオバセセリ。

▼写真12 アオバセセリ その2a(ノートリミング、2018年4月29日、東京郊外)
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日陰と思っていたが場所によってはちょっと日が当たっていたようだ(写真13)。

▼写真13 アオバセセリ その2b(2018年4月29日、東京郊外)
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この個体はウツギの花の低い場所によくきてくれた(写真14、15)。

▼写真14 アオバセセリ その2c(2018年4月29日、東京郊外)
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▼写真15 アオバセセリ その2d(2018年4月29日、東京郊外)
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表翅がちょっとだけ見えた(写真16)。

▼写真16 アオバセセリ その2e(2018年4月29日、東京郊外)
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アオバセセリはバックシャンなので後ろ姿も撮っておきたい(写真17)。

▼写真17 アオバセセリ その2f(2018年4月29日、東京郊外)
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ストロボは使っていないのに複眼にキャッチライトが入っていたりした(写真18)。

▼写真18 アオバセセリ その2g(2018年4月29日、東京郊外)
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翅の色&肛角のオレンジ紋の色合いはこれが一番綺麗だったかな(写真19)。

▼写真19 アオバセセリ その2h(2018年4月29日、東京郊外)
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後脚の毛がふさふさしていたので♀なのかもしれない(写真20)。

▼写真20 アオバセセリ その2i(2018年4月29日、東京郊外)
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表翅が半分近く見えた(写真21)。

▼写真21 アオバセセリ その2j 羽ばたき(2018年4月29日、東京郊外)
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写真22は飛び立ったところ。
後翅外縁の色合いからしてやはり♀と思われる。

▼写真22 アオバセセリ その2k(2018年4月29日、東京郊外)
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連写で飛び出しも撮りたいのでできるだけ速いシャッターを切りたいところなのだが、Aポイントは暗くてシャッタースピードは1/1000秒がやっとだった。しかし画質を考えるともう少し遅くすべきだったかもしれない。
それにしてもアオバセセリは何度見ても魅力的な蝶だ(しみじみ)。同じアワブキを食樹とするスミナガシと一緒に撮れたのは嬉しい限り。
現地でお会いしたnikaさん、おはるさん、Korielさん、ありがとうございました。

撮影機材:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

by mikiosu | 2018-05-01 23:59 | | Comments(8)