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キバネツノトンボの産卵シーン(2018年5月19日)

5月12日のトンボ遠征の最後を締めるのはキバネツノトンボ。と言ってもトンボの仲間ではない。説明は難しいので興味のある方は自分で調べるように(笑)。

キバネツノトンボは日が差さないと飛び出さない。この日はちょっと薄曇りで時折思い出したように日が差す感じ。日が陰るとキバネツノトンボはじっとしていて、日が差すととたんに飛び出してくる。春先のギフチョウやウスバシロチョウと同じような感じと言えば分かりやすいだろうか。
岩の上にとまっているコサナエや枝先にとまっているハラビロトンボはたっぷり撮れたけれど、肝心のキバネツノトンボはほとんど飛んでいなかった。飛んでいないと探すのは厄介なのだが、空を見上げるともうじき晴れ間が広がりそうだし、そう慌てることもないかな。
そう思った矢先にとまっている個体を見つけた。

写真1はキバネツノトンボ♀。
尾端の形状から♀と分かる。

▼写真1 キバネツノトンボ♀ その1a(ノートリミング、2018年5月12日、埼玉県)
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拡大してみる(写真2)。
厳密に言うと拡大したんじゃなくて近づいて撮ったのだ。

▼写真2 キバネツノトンボ♀ その1b(ノートリミング、2018年5月12日、埼玉県)
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※写真1、2はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

なるべく顔をはっきり撮る(写真3)。
何度見ても顔の構造がよく分からない。

▼写真3 キバネツノトンボ♀ その1c(2018年5月12日、埼玉県)
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※写真3はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

小飛して近くにとまったのを腹面から撮る(写真4)。

▼写真4 キバネツノトンボ♀ その1d 腹面(2018年5月12日、埼玉県)
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※写真4はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

気がつくと近くにもう1匹とまっていた(写真5)。

▼写真5 キバネツノトンボ♀ その2a(ノートリミング、2018年5月12日、埼玉県)
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そっと近づいて背面から撮る(写真6)。
これも♀だった。逃げないのは日が陰っているせいかな。

▼写真6 キバネツノトンボ♀ その2b(2018年5月12日、埼玉県)
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※写真5、6はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

さらにもう1匹見つけた(写真7)。

▼写真7 キバネツノトンボ♀ その3a(ノートリミング、2018年5月12日、埼玉県)
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※写真7はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

せっかくなのでマクロフラッシュで顔面を撮ってみた(写真8)。
これで顔の構造がすっかり分かるはず…と思ったがそうでもなかった。
何となくピカチュウとかピチューに似ている気がした。黄色と黒だし(笑)。

▼写真8 キバネツノトンボ♀ その3b(ノートリミング、2018年5月12日、埼玉県)
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※写真8はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro&マクロフラッシュSTF-8

写真9、10は引いて撮ってみたもの。
付近にはシランの花が咲いていた。

▼写真9 キバネツノトンボ♀ その4a 腹面(2018年5月12日、埼玉県)
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▼写真10 キバネツノトンボ♀ その4b 開翅(2018年5月12日、埼玉県)
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※写真9、10はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

歩き回っていると♀が2匹とまっていた(写真11)。

▼写真11 キバネツノトンボ♀ その5a&6a(2018年5月12日、埼玉県)
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右側の個体は翅を震わせていたので飛び立つかと思って狙ってみた(写真12)。
とまっていた場所を中心に円を描くように飛んでから去っていった。

▼写真12 キバネツノトンボ♀ その5b&6b飛翔中(2018年5月12日、埼玉県)
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※写真11、12はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

この日見かけたキバネツノトンボはほとんど♀で、♂は1匹だけだった(写真13)。
♂の姿が少ないのはすでに終盤にさしかかっているからだろうか。

▼写真13 キバネツノトンボ♂ 開翅(2018年5月12日、埼玉県)
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※写真13はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

さて、♂を1匹載せて終わり…ではない。
本番はこれからですぞ(笑)。
最初に見つけた♀の近くにさらに2匹の♀がいて、ほかにも♀がとまっていたのだ。
それは産卵中の♀だった(写真14)。
接近してしっかり撮るために30ミリマクロレンズを使った。

▼写真14 キバネツノトンボ♀ その7a 産卵中(2018年5月12日、埼玉県)
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尾端を茎の左右に押しつけながら交互に産み付けていたようだ(写真15、16)。

▼写真15 キバネツノトンボ♀ その7b 産卵中(2018年5月12日、埼玉県)
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▼写真16 キバネツノトンボ♀ その7c 産卵中(2018年5月12日、埼玉県)
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※写真14〜16はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

せっかくなのでフィッシュアイレンズでも撮っておく(写真17)。

▼写真17 キバネツノトンボ♀ その7d 産卵中(2018年5月12日、埼玉県)
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※写真17はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO

60ミリマクロレンズで撮ってみた中に産卵管らしきものが写っていた(写真18)。
これで見ると腹部の先端ではなく少し手前に産卵管があるようだ。

▼写真18 キバネツノトンボ♀ その7e 産卵中(2018年5月12日、埼玉県)
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※写真18はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

写真19は産卵が終了した様子。
最初に撮った写真と比較してみよう(写真20)。
角度がちょっと異なるけれど、撮りはじめよりかなり卵の数が増えているのがお分かりいただけるだろうか。産卵中の♀は徐々に上の方に移動しながら産み付けていたのだ。

▼写真19 キバネツノトンボ♀ その7f 産卵中(ノートリミング、2018年5月12日、埼玉県)
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※写真19はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

▼写真20 キバネツノトンボ♀ その7g 産卵中(ノートリミング、2018年5月12日、埼玉県)
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※写真20はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

写真21は産卵後に翅を震わせているところ。
この後まもなく飛び去っていった。撮り始めから約12分の出来事であった。

▼写真21 キバネツノトンボ♀ その7h(ノートリミング、2018年5月12日、埼玉県)
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※写真21はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

写真22はキバネツノトンボが飛び去った後に撮った卵。
数えてみると茎の右側に58個、左側に59個、合計117個。自分が見た12分の間に産み付けたのは43個くらいと思われる。
『虫の卵ハンドブック』によると一度に産む卵の数は20〜70個とあるので、全部この個体が産み付けたかどうかは議論の余地があるかもしれない。
そう思って眺めると写真の右側半分(茎の下)と左側半分(茎の上)では色合いがちょっと違う。右側が薄く見えるのであるいは他の個体が以前産み付けたものなのかもしれない。

▼写真22 キバネツノトンボの卵(2018年5月12日、埼玉県)
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※写真22はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

うっかり卵にスケールをあてて撮るのを失念してしまったが、昆虫の卵としてはかなり大きな卵だ。産卵終了後の腹部はさすがにほっそりして見える。
以前撮ったツノトンボの卵と同じかちょっと大きいくらいか(過去記事は→こちら)。
これでキバネツノトンボは成虫♂、成虫♀、交尾シーン、産卵シーン、卵と撮れたことになる。あとは幼虫かあ…(遠い目)。

by mikiosu | 2018-05-19 14:00 | その他 | Comments(4)

カジカガエル初撮り(2018年5月8日)

GW中に撮った蝶の掲載も一段落して次はトンボといきたいところだけれど、ちょっとその前に連休明けの雨にちなんでカエルを少々取り上げたい。
林道からの帰りに川沿いの散策路を歩いていると、数人のグループが川を見ながら話しておられた。通りがかりに尋ねてみるとカジカガエルがいるという。
カジカガエルは毎年この時期、綺麗な鳴き声はあちこちで聞こえるがまだ姿を見たことがない。どうせ見つからないからと熱心に探したこともなかった。
あそこにいるという場所を眺めてみると…、
いた!

ノートリミングで見るとこんな感じ(写真1)。
ちょっと遠くて40−150ミリズームレンズでは小さくしか撮れない。

▼写真1 カジカガエル♂ その1a(ノートリミング、2018年4月21日、東京郊外)
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カジカガエルが少し動いたので側面から撮ってみた(写真2)。

▼写真2 カジカガエル♂ その1b(ノートリミング、2018年4月21日、東京郊外)
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※写真1、2はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

遠いので300ミリ単焦点レンズに交換して撮ってみた(写真3)。

▼写真3 カジカガエル♂ その1c(ノートリミング、2018年4月21日、東京郊外)
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一旦水中に姿を消したと思ったら左側の石の上に上ってきた(写真4)。

▼写真4 カジカガエル♂ その1d(ノートリミング、2018年4月21日、東京郊外)
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そこでしばらくじっとしている(写真5)。

▼写真5 カジカガエル♂ その1e(ノートリミング、2018年4月21日、東京郊外)
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拡大してみる(写真6)。

▼写真6 カジカガエル♂ その1f(2018年4月21日、東京郊外)
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綺麗な声で鳴き始めた(写真7)。

▼写真7 カジカガエル♂ その1g(ノートリミング、2018年4月21日、東京郊外)
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拡大してみる(写真8)。

▼写真8 カジカガエル♂ その1h(2018年4月21日、東京郊外)
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別角度からも撮ってみる(写真9)。
これは普段の姿。

▼写真9 カジカガエル♂ その1i(2018年4月21日、東京郊外)
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鳴いているところ(写真10)。

▼写真10 カジカガエル♂ その1j(2018年4月21日、東京郊外)
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※写真3〜10はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

この付近を歩くのは10回や20回ではないと思うが、カジカガエルは初めて見た。今後は時折川の中を注意してみようかと思う。

ついでに昨年あちこちで撮りながらお蔵入りしそうになっていたカエル写真を載せておく。
写真11はトウキョウダルマガエル。
トウキョウダルマガエルとトノサマガエルの識別ははっきり言ってよく分からない。カエルに詳しいサイトによると関東にはトノサマガエルはいないらしいのでトウキョウダルマガエルとしておく。

▼写真11 トウキョウダルマガエル(ノートリミング、2017年6月20日、栃木県)
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写真12はウシガエル。
ウシガエルはとても大きなカエルだが人の気配に敏感ですぐに逃げる。写真を撮るのは意外に難しいカエルだ。

▼写真12 ウシガエル(ノートリミング、2017年6月20日、栃木県)
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写真13はちょっと模様の入ったアマガエル。

▼写真13 アマガエル その1(2017年6月20日、栃木県)
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写真14はちょっと模様が入っている上に白っぽいアマガエル。

▼写真14 アマガエル その2(2017年9月26日、栃木県)
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写真15は普通のアマガエル。
これは昨夏白馬方面に旅行に行ったときに撮ったもの。

▼写真15 アマガエル その3(2017年7月20日、長野県)
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写真16はシュレーゲルアオガエル。
これも昨夏白馬方面で撮ったもの。ある川の源流付近にはシュレーゲルアオガエルがたくさん見られた。

▼写真16 シュレーゲルアオガエル(2017年7月20日、長野県)
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綺麗な声で鳴くカジカガエルはいつか姿を見てみたいと思っていたので写真が撮れて嬉しい。ついでにお蔵入りしそうになっていたカエル写真を載せられて良かった。

撮影機材:※印以外はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO & Tele Converter MC-14

by mikiosu | 2018-05-08 23:59 | その他 | Comments(0)

最近買った虫の本8(2018年4月15日)

年末から今春にかけて買った虫の本関係を紹介しておきたい。

写真1は『里山のヤママユ』(写真・文:新開孝、小学館クリエイティブ、2017年2月26日初版発行、32ページ、本体価格1400円)。
これは児童書コーナーで見つけた。とにかく写真が素晴らしい。

▼写真1 『里山のヤママユ』
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写真2は『図説 知っておきたい! スポット50 チョウとガ』(カミラ・ド・ラ・ベドワイエール著、六耀社、2016年8月25日初版発行、56ページ、本体価格1850円)。
これも児童書。50種の蝶や蛾がとても綺麗なイラストで紹介されている。

▼写真2 『チョウとガ』
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写真3は『道ばたのイモムシケムシ』(文・構成:川上洋一、編・みんなで作る日本産蛾類図鑑、東京堂出版、2012年6月10日初版発行、134ページ、本体価格1600円)。
イモムシ&ケムシの同定に役立つ本。いつも蛾の同定でお世話になっている「みんなで作る日本産蛾類図鑑」編になっている。2012年発行なのでもう6年も前になるが、こんな本がでているのを知らなかった。

▼写真3 『道ばたのイモムシケムシ』
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写真4は『けったいな生きもの きもかわチョウとガ』(ロナルド・オレンスタイン著、写真:トーマス・マレント、北村雄一訳、2017年12月25日初版発行、68ページ、本体価格1300円)。
著者はカナダ人、写真はスイス人だ。けったいな生きものというサブタイトルはいらない気がするがそういうシリーズ物らしい。

▼写真4 『きもかわチョウとガ』
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写真4は『チョウの生態「学」始末』(渡辺守著、共立出版、2018年2月15日初版発行、142ページ、本体価格1800円)。
大学で蝶の生態を研究されてきた著者による生態学の入門書的な本。

▼写真5 『チョウの生態「学」始末』
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写真6は『美しい日本の蝶図鑑』(工藤誠也著、矢後勝也監修、ナツメ社、2018年4月1日初版発行、336ページ、本体価格2000円)。
見事な生態写真満載のこんな本が2000円なんて安い!
実を言うと写真5、6は「蝶鳥ウォッチング」のyodaさんが紹介されていたので本屋で探して買った次第だ。

▼写真6 『美しい日本の蝶図鑑』
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写真7は『蝶の飛翔 佐伯元行写真集』(佐伯元行著、六本脚、2018年4月5日初版発行、128ページ、本体価格3000円)。
日本産の蝶全種の飛翔シーンを網羅した写真集。日本産の蝶を全部撮るだけでも大変なのだが、飛翔シーンを全部撮るなんて、ちょっと考えただけでも無理!(笑)

▼写真7 『蝶の飛翔』
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この本もyodaさんが紹介しておられた。自分も入会している日本チョウ類保全協会のメーリングリストでも紹介されていたし、佐伯さんには昨年ギフチョウの里からの帰りに中央線沿線の駅まで送っていただいた恩義があるので喜んで購入させていただきました(笑)。

by mikiosu | 2018-04-15 23:59 | その他 | Comments(0)

最近買った虫の本7(2017年12月20日)

最近買った虫の本の紹介を最後にやったのは2016年6月なので、一年半もやってなかった(反省)。本を買うたびに写真を撮っておくようにしているが、さすがに一年半も放置しておくと全部紹介するのは何だか面倒だ(笑)。
そんなことでかいつまんで紹介する。

写真1はちょうちょ通信VOL.1。

▼写真1 ちょうちょ通信VOL.1
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ちょうちょ通信はブログ「わさびの萌え萌えいもむし&むしブログ☆」をやっておられるわさびさんが作成している冊子だ。付録のペーパークラフトはご友人が作ってくださっているとのこと。
これまでに、
・ちょうちょ通信2016冬号VOL.1「冬のチョウたちを探そう!」(付録;オオムラサキようちゅうペーパークラフト)、
・ちょうちょ通信2017初夏号VOL.2「みんな大好き! アゲハチョウ」(付録;アゲハ幼虫ペーパークラフト)、
・ちょうちょ通信2017夏号VOL.3「日本の国蝶! オオムラサキ」(付録;うごこくオオムラサキ)、
・ちょうちょ通信2017冬号VOL.4「海を渡るチョウ! アサギマダラ」、
の4号まで発行されている(2017年12月20日現在)。

写真2は『ずかん 虫の巣』(監修:岡島秀治、写真:安田守、技術評論社、2015年8月20日初版発行、128ページ、本体価格2680円)

▼写真2 『ずかん 虫の巣』
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一応子供向けの本になっているのだけれど、いつもながら子供向けの本の質の高さに驚く。私にはかなり勉強になる。

写真3は『超拡大で虫と植物と鉱物を撮る』(監修:日本自然科学写真協会、文一総合出版、2017年5月15日初版発行、128ページ、本体価格2400円)

▼写真3 『超拡大で虫と植物と鉱物を撮る』
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タイトルで大体中身が分かると思う。マクロ撮影に懲りたい人にはかなり参考になると思う。自分にはちょっとハードルが高いか。

写真4は文一総合出版のハンドブック3冊。

▼写真4 『アリハンドブック』ほか
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今年も文一総合出版のハンドブックはいろいろ買った。
・『アリハンドブック』(解説:寺山守、写真:久保田敏、文一総合出版、2011年4月1日初版第二刷発行、80ページ、本体価格1400円)
・『新カミキリムシハンドブック』(鈴木知之著、文一総合出版、2017年3月30日新版第一刷発行、128ページ、本体価格1600円)
・『ハエトリグモハンドブック』(須黒達巳著、文一総合出版、2017年6月24日初版発行、144ページ、本体価格1800円)
写真はないが『ハチハンドブック』(藤丸篤夫著、文一総合出版、2016年6月17日初版第二刷発行、104ページ、本体価格1400円)も買っている。

写真5は『蝶の採集マップ 関東中部篇』(西山保典編、朝日出版社、1984年8月25日初版発行、120ページ、定価880円)

▼写真5 『蝶の採集マップ 関東中部篇』
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これは近所の古本屋で見つけた。以前石川会長に見せて貰って欲しいなと思っていた。内容はやや古いがチョウのポイントまで電車やバス、徒歩で行く方法と時間、料金まで書いているのが面白い。

写真6は『蟲の饗宴』(奥本大三郎著、世界文化社、2017年10月1日初版発行、128ページ、本体価格1400円)

▼写真6 『蟲の饗宴』
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どうも読んだことがある気がする。昨年の引っ越し以来蔵書を整理していないのでダブっているのかどうか調べられない(苦笑)。内容は雑誌「太陽」に連載された『蟲の饗宴』(1982年〜1984年)に加筆・修正を加えたものとのこと。

写真7は『海野和男の蝶撮影テクニック』(海野和夫著、草思社、2017年12月13日初版発行、128ページ、本体価格1800円)

▼写真7 『海野和男の蝶撮影テクニック』
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ご存じ海野和男氏の最新刊。海野氏のサイトをいつもチェックしていて、12月8日に発売と書いてあったのでその日に書店で買った。

写真8は『ギフチョウの里』(栗田貞多男編著、小田高平、阿部泰文、ギフチョウの里刊行委員会著、クリエイティブセンター、2016年4月30日初版発行、160ページ、本体価格9800円)

▼写真8 『ギフチョウの里』
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栗田貞多男氏が8年間に渡って撮影、記録したギフチョウ&ヒメギフチョウの生活史。昨年からずっと気になっていたのをようやく買った。冬の間にじっくり読んで春の女神との出会いに備えたい。

写真9、10は『日本産蝶類幼虫・成虫図鑑Ⅱ シジミチョウ科』(手代木求著、東海大学出版会、1997年7月5日初版発行、140ページ、本体価格24000円)

▼写真9 『日本産蝶類幼虫・成虫図鑑Ⅱ シジミチョウ科』(外箱)
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▼写真10 『日本産蝶類幼虫・成虫図鑑Ⅱ シジミチョウ科』(ウラジロミドリシジミのページ)
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これは神保町の古本屋で見つけて買った。
ちょっと高かったが内容を見たら欲しくなってしまった。写真10に見られるようにシジミチョウ類の幼虫も蛹も卵も成虫も、かなり質の高いイラストで描かれていて、眺めているだけでも楽しくなる。姉妹編のタテハチョウ科も欲しかったが一度に買うと財布へのダメージが大きいので自重(笑)。でも次に見たら買うんじゃないかな…。

本の紹介としては判型も掲載すべきところであるが調べるのが面倒なので堪忍してください…。
では皆さま、 Joyeux Noël!

by mikiosu | 2017-12-20 23:59 | その他 | Comments(6)

マクロフラッシュを買ったのだ(2017年12月8日)

昨年秋に発売されてからずっと気になっていたオリンパスのマクロフラッシュSTF−8をようやく買った。同じ頃出たエレクトロニックフラッシュFL-900Rを先に買ってしまったのでだいぶ後回しになってしまった。

写真1はマクロフラッシュSTF−8のセット一式。
取り付け用のレンズリング2種、ジョイント2個、フラッシュ本体、ディフューザー2個がかなり立派なケースに収まっている。

▼写真1 マクロフラッシュSTF−8一式
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写真2はディフューザーを取り付けた本体とレンズリングにジョイントをセットした状態。
レンズリングはレンズ径62ミリ(12−40ミリズームレンズ用)とレンズ径46ミリ(30ミリマクロ、60ミリマクロ用)が用意されている。写真はレンズ径46ミリのレンズリング。

▼写真2 マクロフラッシュSTF−8装着前
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写真3は60ミリマクロレンズを装着したE-M1 にジョイントを取り付けたレンズリングをセットしたところ。

▼写真3 マクロフラッシュSTF−8 レンズリング&ジョイント装着
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写真4はE-M1 にマクロフラッシュSTF−8をセットしたところ。
装着は外部ストロボよりは少し面倒だが、思っていたほどではなかった。

▼写真4 マクロフラッシュSTF−8 装着時
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写真5は向かって右側のディフューザーを外してみたところ。

▼写真5 マクロフラッシュSTF−8 装着時(ディフューザー外したところ)
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写真6はディフューザーをアップにしたところ。
ディフューザーを使わないときに跳ね上げると背面側のコードにロックされる。ディフューザーはかっちり取り付けられているので落下することはまずないと思うが、小さな穴にストラップを通してあってコードに引っかけることができる。これで落っことしたり忘れたりする心配がなくなる。

▼写真6 マクロフラッシュSTF−8 ディフューザー部分
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…なんて親切な設計なのか。ちょっとオリンパス愛に目覚めてしまったかもしれない(笑)。

写真7はマクロフラッシュ本体背面の操作パネル。
左側がモードダイアル、右側が光量比ダイアル。光量比ダイアルのAは左側1灯、Bは右側1灯を使う。写真は左右1対1にしてある状態。ダイアル方式の操作パネルは直感的に使いやすい。

▼写真7 マクロフラッシュSTF−8 背面操作パネル
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マクロフラッシュを買うに当たってはかさばるのも心配していた。付属のケースに入れると見た目は良いがかなり荷物になる。巾着袋に入れることも考えたけれど、結局むき出しのままカメラザックに入れることにした(写真8)。
これなら思ったより小さく収まる。

▼写真8 マクロフラッシュSTF−8 カメラザック収納時
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12月6日は早速野外に持ち出して使ってみた。
以下は主フィールドで見つけたムラサキシジミの集団。
写真9は自然光で撮ったもの。

▼写真9 ムラサキシジミ3匹 その1a(自然光、2017年12月6日、東京近郊)
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写真10は外部ストロボ・エレクトロニックフラッシュFL-900Rで撮ったもの。
ムラサキシジミの上に葉っぱがあるのでストロボ光で影ができている。

▼写真10 ムラサキシジミ3匹 その1b(外部ストロボ、2017年12月6日、東京近郊)
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※9、10はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

写真11はマクロフラッシュを使って撮ったもの(光量比1対1)。
葉っぱの影も出ないしなかなか良い写りと思う。

▼写真11 ムラサキシジミ3匹 その1c(光量比1/1、2017年12月6日、東京近郊)
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写真12は左側1灯で、写真13は右側1灯で撮影したもの。
ストロボ光の当たり具合の違いがお分かりいただけるかと思う。ガイドナンバーが小さいので1灯ではやや光量不足か。

▼写真12 ムラサキシジミ3匹 その1d(マクロフラッシュAのみ、2017年12月6日、東京近郊)
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▼写真13 ムラサキシジミ3匹 その1e(マクロフラッシュBのみ、2017年12月6日、東京近郊)
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写真14は左側からのストロボ光を強めに、写真15は右側からのストロボ光を強めに設定してみたもの。

▼写真14 ムラサキシジミ3匹 その1f(光量比4/1、2017年12月6日、東京近郊)
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▼写真15 ムラサキシジミ3匹 その1g(光量比1/4、2017年12月6日、東京近郊)
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※写真11〜15はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro&マクロフラッシュSTF-8

ストロボ光の当たり具合は被写体の状態にもよるのでどんな設定が良いかはその場で判断することになろう。デジタルカメラはその場で写りが確認できるので何枚か撮ってみれば良いと思う。
マクロフラッシュを付けたままフィールドを歩いても重さや大きさはさほど気にならなかった。
買う前に気になっていた装着の面倒さ加減、収納スペース、装着後のカメラのバランスなど、いずれも杞憂に終わった。いやそれどころかもっと早く買っておけば良かったと、発売から1年以上買わずにもたもたしていたことを後悔している。
マクロフラッシュSTF-8、まだちょっとしか使っていないけれど、マクロ撮影が楽しくなること請け合いの優れものだと思う。
昨秋30ミリマクロレンズを買ってから、60ミリマクロレンズの出番が少なくなっていた。今後は両方とも持って出かけることになりそうだ。また荷物が増えてしまうな(笑)。

by mikiosu | 2017-12-08 23:59 | その他 | Comments(6)

写真展のお知らせ(2017年12月5日)

今年も早いものでもう12月。近年恒例となった日本チョウ類保全協会の企画展「チョウが消えてゆく~絶滅の危機にあるチョウを守る~」が下記の要領で開催される。是非ご高覧あれ。

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日時:2017年12月12日(火)~12月17日(日)9:00~16:30(最終日は15:00 まで)
場所:新宿御苑インフォメーションセンター1F(新宿門左側)「アートギャラリー」※入場無料
アクセス:JR・京王・小田急線:新宿駅南口 より徒歩10分
     東京メトロ副都心線:新宿三丁目駅より徒歩5分
     東京メトロ丸の内線・都営地下鉄新宿線:新宿御苑前駅より徒歩5分
内容:チョウの生態写真・絵画・工芸品・チョウの保全に関するパネル、ほか

<ミニ講演会:12月16~17日(土・日)に開催>※申込は不要
12月16日(土)
1回目11:00~11:30「絶滅危機のチョウを守る」中村康弘(日本チョウ類保全協会事務局)
2回目13:00~13:30「フランスのチョウと自然」永幡嘉之(自然写真家)
3回目15:00~15:30「チョウの写真・動画撮影を楽しむ」佐々木幹夫・清水晶(日本チョウ類保全協会会員)

12月17日(日)
1回目 11:00 ~ 11:30「絶滅危機のチョウを守る」 中村康弘(日本チョウ類保全協会事務局)
2回目 13:30 ~ 14:00「フランスのチョウと自然」 永幡嘉之(自然写真家)

以上。今年の写真展には約65点の作品が展示されるとのこと。昨年に引き続き自分も出品している(苦笑?)。

by mikiosu | 2017-12-05 23:59 | その他 | Comments(0)

300ミリで撮ってみたトンボと蝶(2017年10月6日)

既報の通り先月末にオリンパスの300ミリ単焦点レンズを入手した。
300ミリ単焦点レンズは昨年末にE-M1 Mark IIボディを買ったときからいずれ入手するつもりでいたのだけれど、大きく重く、なおかつ高いので先延ばしにしていた。
E-M1 Mark IIの懸念材料であった蝶やトンボの飛翔シーンも問題なく撮れることが分かったことから、6月にはニコン機のボディ、レンズ、ストロボなど一切合切売り払い、購入資金はほぼ調達できていた。もっとも、レンズの前に新しいストロボを買ったのでその分は持ち出しになってしまった。

10月4日は300ミリ単焦点レンズを新しいカメラザックに詰め込んで昭和記念公園へ行ってみる。
この時期ならアオイトトンボが撮れるはずだ。
案に相違して最初に見つかったのはオオアオイトトンボ♂だった(写真1、2)。

▼写真1 オオアオイトトンボ♂ その1a(2017年10月4日、東京都)
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▼写真2 オオアオイトトンボ♂ その1b(ノートリミング、2017年10月4日、東京都)
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次もまたオオアオイトトンボ♂(写真3)。
池のほとりのトクサにとまっていた。

▼写真3 オオアオイトトンボ♂ その2a(ノートリミング、2017年10月4日、東京都)
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絞りを変えてF4開放から5.6、8、16と撮り比べてみたけれど、どうもF4開放が一番よく見えた(写真4)。
考えてみれば300ミリでトンボを撮るのに絞る必要性はあまりない。背景を気にするなら広角レンズで撮ればいいわけだから、絞りは開放で良い気がした。被写界深度は浅くなるのでピントはよりシビアになる。

▼写真4 オオアオイトトンボ♂ その2b(ノートリミング、2017年10月4日、東京都)
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E-M1 Mark IIに300ミリ単焦点レンズを装着すると焦点距離は600ミリ相当になる。手ぶれも気になるところであるが、1/60秒くらいならほぼ問題ないようであった(写真5)。

▼写真5 オオアオイトトンボ♂ その3(2017年10月4日、東京都)
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しばらく歩くとアオイトトンボも見つかった(写真6)。

▼写真6 アオイトトンボ♂ その1(2017年10月4日、東京都)
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近くに別個体も(写真7)。
今はアオイトトンボの時期だと思っていたので見つけられて良かった。

▼写真7 アオイトトンボ♂ その2(2017年10月4日、東京都)
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オオアオイトトンボ&アオイトトンボを撮った限りでは、オリンパスの300ミリ単焦点レンズで撮った画像は、かなりカリッとした仕上がりのニコン製に比較してやや柔らかみのあるしっとりした画像と感じる。レンズの解析データがどうなっているのか知らないので単なる印象でしかないが、写真を撮った感覚としてはかなり良いレンズだと思う。もちろん評判が良かったから入手したわけだけれど。

この日は蝶の姿は少なかったけれど、見かけたら遠くても撮ってみた。
写真8はコスモスにきていたモンキチョウ♀。

▼写真8 モンキチョウ♀(2017年10月4日、東京都)
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写真8は赤い蕎麦の花にきていたツマグロヒョウモン♂。
もうちょっと新鮮個体だと良かった(笑)。

▼写真9 ツマグロヒョウモン♂ 開翅(2017年10月4日、東京都)
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写真10は遠くにいたアオスジアゲハ。
多分40-150ミリズームレンズだと狙わなかったと思う。遠くの被写体にはかなり威力を発揮してくれそうだ。

▼写真10 アオスジアゲハ(ノートリミング、2017年10月4日、東京都)
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300ミリ単焦点レンズは大きく重いのでお世辞にも取り回しが良いとは言えない。カメラに付けたまま長い距離を歩くのは得策ではないと思う。歩き回るときは他のレンズに換えておき、ここぞと言うときにレンズ交換して使えば良いのではないか。

撮影機材:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

by mikiosu | 2017-10-06 23:59 | その他 | Comments(8)

六代目のザックを買う(2017年10月5日)

10月に入ってから新しいカメラザックを買った(写真1)。
カメラザックは六代目になる。マインドシフト・ギア社のバックライト26Lというザックだ。メーカーは2012年設立の新しい会社らしい。

▼写真1 新しいカメラザック(六代目)
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写真2は新しいザックとこれまでのザックを並べてみたもの。
六代目の方がひとまわり大きいかな。

▼写真2 六代目ザック(左)と五代目ザック(右)
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これまで使っていた五代目ザックはまだまだ使えるし、デザインも使い勝手も気に入っていたのだが、9月末に買った300ミリ単焦点レンズがかなり大きいので、収納力に余裕のあるザックが欲しくなってしまった。
写真3は望遠系ズームレンズと300ミリ単焦点レンズを並べてみたもの。
オリンパスの300ミリ単焦点レンズはかなり大きい。
40−150ミリF2.8:径79.4×長さ160ミリ/760g(三脚座装着時880g)
300ミリ F4.0:径92.5×長さ227ミリ/1270g(三脚座装着時1475g)
ニコン製新300ミリ F4.0:径89×長さ147.5ミリ/755g(三脚座装着時924g)
ニコン製旧300ミリ F4.0:径90×長さ222.5ミリ/1300g(三脚座装着時1440g)
こうしてみるとフレネルレンズを使用したニコンの新300ミリが軽量コンパクトなだけで、旧300ミリと比較するとそんなでもなかった。

▼写真3 40−150ミリズームレンズ(左)と300ミリ単焦点レンズ(右)
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写真4はカメラ類の収納部。
このザックは背負ったときに背中に接触する部分が開口部になっている。

▼写真4 カメラザックの収納部
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写真5はカメラ類を収納してみたところ。
ボディに12-100ミリを装着して、レンズは40-150ミリ、300ミリ、8ミリ魚眼、30ミリマクロ、60ミリマクロ、フラッシュFL-900Rを収納。ほかに6倍双眼鏡、ザックカバーを入れてあるので、その気になればもう1、2本はレンズを入れられる。
まあ実際にはこれら全部を持って歩くことは少ないだろう。マクロレンズはどちらか1本、40-150ミリと300ミリもどちらか1本にする可能性大だ。そうすればマクロ用フラッシュも楽に収納できる。…まだ買ってないけど(笑)。

▼写真5 カメラザックにカメラを入れたところ
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写真6はザックの背面部。
ここに15インチノートパソコンなどを入れられる。パンフレット類などの紙物を折らずに入れられるのがありがたい。私がザックを選ぶ時、こういう収納部のないザックははじめから眼中にない。五代目に比較するとポケットは少ないけれど、小物類の収納性も十分だ。

▼写真6 カメラザックの背面部
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写真7はマインドシフト・ギア社のパンフレットを撮ったもの。
腰ベルトをした状態でザックを前に回すとザックを下に降ろさずにレンズ交換ができる。地面がぬかるんでいる時などは便利だと思う。

▼写真7 カメラザックのパンフレットより
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写真8は公園のベンチにザックとカメラを置いたところ。
グリーンの色もちょっと気に入っている。以前は黒いザックを買ったこともあるが(二代目)、フィールドを歩く関係上、スズメバチに警戒されやすいと言われる黒いザックは買わないようにしている。

▼写真8 カメラザックと愛機(E-M1 Mark II & 12-100mm F4.0 IS PRO)
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ついでにストラップも似たような色にしてみた。こちらは別メーカー製で長さの調節がしやすいタイプだ。これまで使っていたアルティザン&アーティストの製品は気に入っていたのだが、一部に使っている黒い本革が汗で湿った時に色落ちして、シャツが黒くなってしまうことが分かったので使うのはやめることにした。私のように汗っかきでなければ問題ないかもしれないが…。

by mikiosu | 2017-10-05 23:59 | その他 | Comments(2)

澁澤龍彦没後30周年の日(2017年8月5日)

今年の8月5日は敬愛する文学者・澁澤龍彦没後30周年に当たるというのに特にイベントの話も聞かない。われらが澁澤のいた昭和は遠くなりにけり、ということだろうか。
わずかに銀座のスパンアートギャラリーで「オマージュ澁澤龍彦」と題する企画展をやっているので見に行ってみた。
◆スパンアートギャラリーの澁澤展については→こちらを参照のこと

写真1はそこで購入した文庫本だ。
こんなタイトルの本は初めて見たのだが、それもそのはずで、この7月に動物や昆虫に関する話を28篇収録して新たに発売されたもの。

▼写真1 極楽鳥とカタツムリ(澁澤龍彦著、河出書房新社、2017年7月20日初版発行)
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その中からタマムシの話を引用してみよう。

 「いま、私の家の客間の飾り戸棚の上には、小さなガラス瓶に入った一匹のタマムシが置いてある。これは去年、北鎌倉の円覚寺の裏山につづく、私の家の庭で捉えたやつだ。その美しい玉虫色は、一年たっても少しも変化していない。
 昆虫の世界の魅力は、こうして語っていると、どうやら尽きることがないかのようだ。」——『私の昆虫記』より


もともとこの話は『記憶の遠近法』(大和書房刊、1978年)に収録されていたものだ。この本は学生時代に買って読んでいた。
そういえば、私が後年昆虫写真を撮るようになり、公園で拾ってきたタマムシを瓶に入れて飾っているのも澁澤の真似であった(写真2)。忘れていた(笑)。
このタマムシは2012年に拾ってきたものなので5年経ったことになるが、まだほとんど変化していないように見える。

▼写真2 瓶に入れたタマムシ
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ところで、澁澤龍彦の没後30周年イベントを知らないのは私に問題があったようで、ネットで調べるといろいろと企画されていた。

◆恵比寿にあるシス書店では8月5日から澁澤龍彦没後30周年イベントが開催されることになっている。詳細は→こちらを参照のこと

◆世田谷文学館の企画展「澁澤龍彦 ドラコニアの地平」10月7日〜12月17日に関しては→こちらを参照のこと

そういえば世田谷文学館では春先に澁澤龍彦絡みの講座を何度か開催していたようだ(写真3)。
この講座は秋の企画展のプレイベントだったらしい。講座には行ってないけど(汗)。

▼写真3 澁澤龍彦に関する連続講座のパンフレット(世田谷文学館)
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澁澤の作品を文庫でたくさん出している河出書房新社では、没後30周年を機に新装して出したりしているようだ。
◆河出書房新社の澁澤関係の新刊情報は→こちら

澁澤龍彦は20代の頃かなり熱心に読んだ。それは単に好きというレベルではなく、文系出身の私にとって、澁澤は神のような存在だったと言っても過言ではない。
以前は鎌倉の某寺にある澁澤の墓参りにも行ったりしたが、この時期はとても暑いのでここしばらく行っていない。30周年を迎える8月5日は岩手に帰省しているので今年も行けないことになった。せめて遠くの地から合掌したいと思う。

by mikiosu | 2017-08-05 01:47 | その他 | Comments(2)

3年振りのキバネツノトンボ(2017年5月16日)

コサナエ&ハラビロトンボのいた場所でのお目当てはキバネツノトンボ。
キバネツノトンボは2013、2014年と続けて撮りに行っているのに、2015、2016年はさぼってしまった。うちからはちょっと遠いもので(汗)。
ヘムレンさんによるとミヤマカラスアゲハのポイントからさほど遠くないということなので、昼食がてら寄ってもらった。
現地に着いてちょっと探すとあっさり見つかった。
写真1、2は♂か♀かわからなかった個体。

▼写真1 キバネツノトンボ その1(2017年5月12日、埼玉県)
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▼写真2 キバネツノトンボ その2(ノートリミング、2017年5月12日、埼玉県)
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※写真1、2はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO & Tele Converter MC-14

写真3、4は♂。
♂は腹端が輪っか状になっている。

▼写真3 キバネツノトンボ♂ その1(2017年5月12日、埼玉県)
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※写真3はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO & Tele Converter MC-14

▼写真4 キバネツノトンボ♂ その2(2017年5月12日、埼玉県)
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※写真4はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

写真5は♂の開翅シーン。

▼写真5 キバネツノトンボ♂ その3 開翅(2017年5月12日、埼玉県)
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※写真5はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO & Tele Converter MC-14

写真1、2は♀っぽかったのだが、はっきり確認できなかった。♂をさんざん撮った後に♀を探してなんとか見つけられた(写真6、7)。

▼写真6 キバネツノトンボ♀ その1a(2017年5月12日、埼玉県)
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▼写真7 キバネツノトンボ♀ その1b(2017年5月12日、埼玉県)
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写真8は頭部を拡大してみたところ。
キバネツノトンボはこれまでもたくさん見てきたけれど、どうも顔の造作がいまだによく分からないところがある。

▼写真8 キバネツノトンボ♀ その1c(2017年5月12日、埼玉県)
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※写真6〜8はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

卵や産卵シーンは今年も見つけることが出来なかった。また来年以降の課題になってしまったようだ。

最後におまけ。
お蕎麦屋さんのこの猫ちゃんは昨秋も見ている。元気な姿が見られて嬉しい、と言っても寝てるところだけど。

◎今日のニャンコ ♪(2017年5月12日、埼玉県)
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※ニャンコはOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

by mikiosu | 2017-05-16 23:59 | その他 | Comments(6)