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どうにか撮れた春の女神(2019年4月4日)

春の女神・ギフチョウの季節である。
今季、神奈川県の発生地ではかなり早くから見られていたらしい。どうも天気が良ければ都合が悪く、天気が良く都合も良いのに気温が著しく低かったりしてなかなか撮りに行けずにやきもきしていた。
4月1〜3日も天気はまずまずなのに最高気温が12度前後とかなり肌寒かった。4月2日はギフチョウ遠征を自重して高尾近辺をぶらぶらしたりしていたが、天気が良く、多少気温が低くても撮りに行けば良かったと後悔した。
そんなことで前日よりさらに1度低い予報の4月3日はギフチョウ遠征を敢行した。
低温のためあまり早く行っても蝶が飛ばない可能性を考えて現地には10時前に到着。近年は最寄り駅からタクシーである。
帰りのバスの時刻をチェックしようとすると…バス停がない(汗)。バス停は乗り合いタクシーの看板に替わっていた。バス路線は廃止になったらしい。私のように電車とバスを利用する者には残念でならない。この日の帰りはタクシーを呼んで駅まで帰った。この場所からバスの乗り継ぎ地であったところまでタクシーで行く方法もあるらしいが駅まで乗った方が早いのは間違いない。今後行かれる方はご注意されたい。

さて、10時頃の現地。山麓のマメザクラはほぼ満開なのにカメラマンは誰もいない。ほどなく知り合いのご夫婦が見えたがそれきりで、どうも気合いが乗らない(笑)。山麓に日が当たるのはもう少し先なのでちょっと登ってみる。
中腹を歩いていると…ギフチョウはまったく飛んでいない。のんびり歩いて山頂手前の長い階段まで着いてしまった。
そこまでに複数個体の写真が撮れたら山麓に下りるつもりであったが、まったく撮れない、どころか姿も見えないので山頂まで登ってみることにした。
ここの階段は段差がきついのが難点であったけれど、あちこちに土嚢が積んであって多少上り下りが楽になったようだ。

山頂に着くと先客のカメラマン氏は3〜4人ほど。
「ギフチョウはどうですか」と聞くと、ついさっきまで2頭絡んで飛んでいたとのこと。ホッとしてザックを下ろしてひと休みする。
ほどなく1匹ゆらゆらと飛んできて斜面の枯葉の上にとまった。

写真1は今季初撮りのギフチョウ。
良かった! 今年もギフチョウを撮ることができたと胸をなで下ろす。

▼写真1 ギフチョウ その1a 半開翅(2019年4月3日、神奈川県)
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もう少し綺麗な開翅シーンを撮りたいと構えているともう1匹絡んできて飛んでしまった。
意図した訳ではないのだけれど、絡んできたギフチョウも写っていた(写真2、3)。

▼写真2 ギフチョウ その1b開翅&2a飛翔中(2019年4月3日、神奈川県)
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▼写真3 ギフチョウ その1c&2b飛翔中(2019年4月3日、神奈川県)
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右前翅の翅頂の模様から、そのあと長いこと山頂で遊んでくれた個体は絡んできた個体の方であった(写真4〜13)。
山頂には花がないので地面どまりしか撮れないけれど、山麓でも中腹でも見かけなかったからには、ここでできるだけ撮っておきたい。
写真4は翅を閉じてとまったところ。

▼写真4 ギフチョウ その2c(2019年4月3日、神奈川県)
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写真5、6は開翅シーン。
この個体は翅を開いてもV字型で、なかなか全開翅してくれなかった。

▼写真5 ギフチョウ その2d 開翅(2019年4月3日、神奈川県)
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▼写真6 ギフチョウ その2e 開翅(2019年4月3日、神奈川県)
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写真7は逆光で撮ったもの。
透過光で見るギフチョウもなかなか綺麗だ。

▼写真7 ギフチョウ その2f(2019年4月3日、神奈川県)
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写真8は足下にとまったところ。
この個体はかなり近づいても平気であった。ご一緒した方の中にはスマホで撮られる方もいた。

▼写真8 ギフチョウ その2g(2019年4月3日、神奈川県)
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この日唯一の全開翅(写真9)。

▼写真9 ギフチョウ その2h(2019年4月3日、神奈川県)
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裏翅も好きなのでいろいろ撮る。
写真10、11は陽が当たったときと当たってないとき。

▼写真10 ギフチョウ その2i(2019年4月3日、神奈川県)
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▼写真11 ギフチョウ その2j(2019年4月3日、神奈川県)
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フレンドリーな個体なので60ミリマクロレンズでも撮ってみた(写真12、13)。

▼写真12 ギフチョウ その2k(2019年4月3日、神奈川県)
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▼写真13 ギフチョウ その2l(ノートリミング、2019年4月3日、神奈川県)
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※写真12、13はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

12時頃に山頂をあとにする。
写真14は下山中に見つけた個体。

▼写真14 ギフチョウ その3(2019年4月3日、神奈川県)
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この分なら昼過ぎには山麓で花どまりがたっぷり撮れるかな…と期待したのだけれど、この日見た最後のギフチョウになってしまった。

山麓では2時間以上粘って目撃数0。
花の咲いている時期に、思うように撮れないことはあるけれど、まったく目撃できないというのはちょっと記憶にない。気温は低いけれどスギタニルリシジミやミヤマセセリは飛んでいるのだ。
今季は不作なのではないかと思ったりしているが、今後の情報を待ちたい。まだこれからたっぷり見られるようならもう一度くらい行ってみたいが…。その時はもう花は終わっているかもしれない。ことほどさように春先の撮影は思うに任せないものである。

毎年ギフチョウの季節に登山口手前で見かけるエイザンスミレ。今年は複数の花が見られた(写真15)。

▼写真15 エイザンスミレ(2019年4月3日、神奈川県)
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撮影機材:※印以外はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

# by mikiosu | 2019-04-04 23:59 | | Comments(4)

アセビにくる蝶たち、ベニシジミほか(2019年3月28日)

「蝶と蜻蛉の撮影日記」のdragonbutterさんと遠征したアセビの豊富な公園の最後はベニシジミ。
最初はアセビの隣のレンギョウにきていた(写真1)。
ちょっと後翅に傷はあるけれど、なかなか綺麗な個体。

▼写真1 ベニシジミ その1a 開翅(2019年3月24日、埼玉県)
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※写真1はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

ほどなくアセビに移動してくれた(写真2、3)。

▼写真2 ベニシジミ その1b 開翅(2019年3月24日、埼玉県)
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▼写真3 ベニシジミ その1c 開翅(ノートリミング、2019年3月24日、埼玉県)
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※写真2、3はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

60ミリマクロレンズでも撮ってみた(写真4、5)。

▼写真4 ベニシジミ その1d(ノートリミング、2019年3月24日、埼玉県)
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▼写真5 ベニシジミ その1e 開翅(ノートリミング、2019年3月24日、埼玉県)
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※写真4、5はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

40−150ミリズームレンズで寄って撮るとこんな感じ(写真6)。

▼写真6 ベニシジミ その1f 開翅(ノートリミング、2019年3月24日、埼玉県)
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※写真6はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

60ミリマクロレンズで引いて撮るとこんな感じ(写真7)。

▼写真7 ベニシジミ その1g(ノートリミング、2019年3月24日、埼玉県)
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※写真7はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

アセビにはルリシジミ♂も時々きていた(写真8)。

▼写真8 ルリシジミ♂(2019年3月24日、埼玉県)
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※写真8はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

近くの草地のタンポポにはモンキチョウの姿も(写真9)。
ここのタンポポはカントウタンポポであった。

▼写真9 モンキチョウ(ノートリミング、2019年3月24日、埼玉県)
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※写真9はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

撤収前に公園をひと回りすると、モンシロチョウの姿も見られた(写真10)。
モンシロチョウも今季初撮りなので一応載せておく。

▼写真10 モンシロチョウ♂ 開翅(2019年3月24日、埼玉県)
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※写真10はOM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

この公園は毎年春先のチョウのためにたくさんの方々が期待に目を輝かせて訪れる場所。この日は「てくてく写日記」のbanyanさん、「風任せ自由人」のmaximiechanさん、「ヒメオオの寄り道」のヒメオオさん、「2019 浅間暮らし」の浅間の煙さんなどにお会いでき、シーズン開幕のご挨拶が出来たのも嬉しい。皆さま今年も頑張っていきましょう♪ 
お誘いいただいた「蝶と蜻蛉の撮影日記」のdragonbutterさんに改めてお礼申し上げたい。

この春はいろいろと出遅れているけれど、これからぼちぼち挽回したいところだ。

# by mikiosu | 2019-03-28 23:59 | | Comments(2)

アセビにくる蝶たち、コツバメ(2019年3月27日)

アセビにくる蝶と言えばやはりコツバメであろう。アセビはコツバメの食樹でもある。とは言え一度だけみたことがある産卵は、アセビではなくドウダンツツジであった(過去記事は→こちら)。
ちなみにアセビもツツジ科である。念のため先日買った『フィールドガイド 日本のチョウ』増補改訂版を見てみると、ボケやユキヤナギ(バラ科)も食草らしい。

「蝶と蜻蛉の撮影日記」のdragonbutterさんと現地に着いたのは10時頃。いつものアセビをチェックするとコツバメは1匹きていた(写真1、2)。

▼写真1 コツバメ その1a(ノートリミング、2019年3月24日、埼玉県)
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※OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

60ミリマクロレンズで撮ってみると後翅がちょっと傷んでいた(写真2)。

▼写真2 コツバメ その1b(ノートリミング、2019年3月24日、埼玉県)
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※OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

移動して別のアセビを見てみる。
こちらの方が大きな株でコツバメは入れ替わり立ち替わりきていた(写真3、4)。

▼写真3 コツバメ その2(ノートリミング、2019年3月24日、埼玉県)
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※OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

▼写真4 コツバメ その3(2019年3月24日、埼玉県)
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※OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

時折アセビの隣のレンギョウにとまる(写真5〜7)。

▼写真5 コツバメ その4a(ノートリミング、2019年3月24日、埼玉県)
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▼写真6 コツバメ その4b(ノートリミング、2019年3月24日、埼玉県)
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▼写真7 コツバメ その4c(2019年3月24日、埼玉県)
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※OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

アセビから飛び立つコツバメの姿を捉えてみた(写真8、9)。
お目当ての表翅が写っていた写真はボケボケで割愛(笑)。

▼写真8 コツバメ その4d(ノートリミング、2019年3月24日、埼玉県)
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▼写真9 コツバメ その4e(ノートリミング、2019年3月24日、埼玉県)
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※OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

マクロレンズで複眼から生えている微毛を激写(写真10)。

▼写真10 コツバメ その4f(2019年3月24日、埼玉県)
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※OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

逆光で幻光を捉えたかったけれど、ちょっと難しかった(写真11)。

▼写真11 コツバメ その5a(2019年3月24日、埼玉県)
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隣で撮られていたdragonbutterさんがストロボ撮影したところ、ちょうど良いタイミングで自分もシャッターを切っていた(写真12)。
惜しむらくはややピントが甘かった…。

▼写真12 コツバメ その5b(2019年3月24日、埼玉県)
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※OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

コツバメは交尾シーンをまだ見たことがない。アセビでの産卵行動もいつか撮ってみたいと思っている。

# by mikiosu | 2019-03-27 23:59 | | Comments(0)