スズメガの幼虫たち(2013年10月3日)

スズメガに関しては、今年はあまりたくさんの幼虫には出会っていないが、最近撮った幼虫たちをいくつかピックアップしてみた。
写真1〜5はセスジスズメ。
セスジスズメの幼虫はスズメガの中でもピカイチの美しさではなかろうか(写真1、2)。
セスジスズメの尾角は細く、先端は白い。時折この尾角を前後に揺することがある。歩く時の仕草のように思っていたところ、先日は葉上にとまっている時にも見られた(写真3、4)。
写真5は終齢幼虫の一歩手前くらいだろうか。尾角が短いが、何かに突つかれて欠けてしまったのだろう。

▼写真1 セスジスズメ 幼虫 その1a 側面(ノートリミング、2013年7月8日、東京都区内)
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▼写真2 セスジスズメ 幼虫 その1b 背面(ノートリミング、2013年7月8日、東京都区内)
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▼写真3 セスジスズメ 幼虫 その2a 背面(2013年9月17日、東京郊外)
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▼写真4 セスジスズメ 幼虫 その2b 背面(2013年9月17日、東京郊外)
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▼写真5 セスジスズメ 幼虫 その3 側面(2013年9月24日、東京都区内)
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※写真5はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough

写真6、7はオオスカシバ。
オオスカシバ幼虫の食樹はクチナシ。主フィールドの公園内にはコクチナシが植えてあり、一昨年から時折チェックしていたが、今年初めて見つけた。

▼写真6 オオスカシバ 幼虫 その1 側面(ストロボ撮影、2013年8月31日、東京近郊)
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▼写真7 オオスカシバ 幼虫 その2 背面(2013年9月8日、東京近郊)
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※写真7はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough

写真8、9はコエビガラスズメ。
コエビガラスズメはまだ成虫を見たことがない。是非とも成虫の姿も見てみたいものだ。
この個体はユキヤナギの枝にいた。

▼写真8 コエビガラスズメ 幼虫 その1a(ノートリミング、2013年9月7日、東京都区内)
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▼写真9 コエビガラスズメ 幼虫 その1b(ノートリミング、2013年9月7日、東京都区内)
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成虫の写真も少しばかり追加しておく。
写真10はモモスズメ。
これは主フィールドの公園内のトイレで見つけた。

▼写真10 モモスズメ(2013年9月6日、東京近郊)
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写真11〜13はコスズメ。
これも拙宅近所の公園内のトイレで見つけた。
トイレ内の高い位置にいたのを突ついて下におりてきてもらい、腹面を撮り(写真12)、背面も撮っていると(写真13)、しばらく羽ばたいた後に飛んで行った。

▼写真11 コスズメ その1a 背面(2013年9月26日、東京都区内)
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▼写真12 コスズメ その1b 腹面(2013年9月26日、東京都区内)
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▼写真13 コスズメ その1c(2013年9月26日、東京都区内)
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※写真13はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough

最後におまけ。
◎今日のニャンコ ♪(ノートリミング、2013年9月26日、東京都区内)
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※ニャンコ写真はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough
撮影機材:※印以外はニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

# by mikiosu | 2013-10-03 22:02 | | Comments(6)

ホシミスジ幼虫&蛹(2013年10月2日)

10月1日は石川会長の地元で探蝶会。
会と言っても参加者は二人だけだ。
沿道のユキヤナギに幼虫や蛹を見つけたので見に来ないかとのお誘いがあったのだ。
ユキヤナギは拙宅の近所や主フィールドの公園などにも植えられているのに、これを食草とするホシミスジは、都内では局地的にしか見られない。
今年はつい先日の9月27日にやっと証拠写真が撮れたばかり。
蛹の抜け殻は見たことがあるが、幼虫は見たことがなかった。
時折車も通る沿道脇のユキヤナギに幼虫たちはいた。
最初はやや尖った、緑色の斑がある方が頭かと思ったがそうではなく、それは尻尾の方だった。
よって写真1、2は右側が頭部になる。真上から撮った写真3は左側が頭部。
いずれも終齢幼虫のようだ。

▼写真1 ホシミスジ 幼虫 その1 側面(ノートリミング、2013年10月1日、東京近郊)
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※写真1はニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

▼写真2 ホシミスジ 幼虫 その2 側面(2013年10月1日、東京近郊)
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▼写真3 ホシミスジ 幼虫 その3 背面(2013年10月1日、東京近郊)
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写真4、5は前蛹。
地面から20センチくらいの場所にあったので、石川会長と二人で代わる代わる沿道にしゃがみ込んで必死に撮った(笑)。

▼写真4 ホシミスジ 前蛹 その1a 側面(2013年10月1日、東京近郊)
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※写真4はニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

▼写真5 ホシミスジ 前蛹 その1b 背面(2013年10月1日、東京近郊)
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写真6〜8は蛹、写真9は蛹の抜け殻。
石川会長によると前日は成虫の姿もチラホラ見られたとのこと。この日は天気が悪かったせいか、成虫の姿は見られなかった。

▼写真6 ホシミスジ 蛹 その1 側面(ノートリミング、2013年10月1日、東京近郊)
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▼写真7 ホシミスジ 蛹 その2a 側面(ノートリミング、2013年10月1日、東京近郊)
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▼写真8 ホシミスジ 蛹 その2b 背面(ノートリミング、2013年10月1日、東京近郊)
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▼写真9 ホシミスジ 蛹の抜け殻 側面(ノートリミング、2013年10月1日、東京近郊)
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せっかくなので成虫の写真も載せておく。
ホシミスジの成虫は、まだ都内ではろくな写真が撮れていない。写真10、11は昨年白馬方面に旅行に行った時に撮ったもの。
この時は愛用していたマクロレンズを落として壊してしまい、予備に持って行った望遠ズームレンズで撮ったのだった。
ホシミスジは何とかなったが、ヒメシジミを撮るのには苦労したものだった。

▼写真10 ホシミスジ その1a(ノートリミング、2012年7月22日、長野県)
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▼写真11 ホシミスジ その1b(2012年7月22日、長野県)
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※写真10、11はニコンD90 & AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR

ミスジチョウ類は葉上や地面でよく見かける蝶だ。花に来ている姿は少ないのではないかと思う。とは言え、吸蜜しているのではなく、雨上がりの花の上で吸水していたのかもしれない。

最後になるが、初めて見たホシミスジの幼虫はちっちゃくて可愛らしかった。お誘いいただいた石川会長に感謝したい。

撮影機材:※印以外はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough

# by mikiosu | 2013-10-02 12:52 | | Comments(8)

丘陵のヒョウモンチョウ類(2013年10月1日)

9月30日はイトトンボ狙いで丘陵方面へプチ遠征。
9月に2度目の丘陵遠征だが、懸念した通り、アオイトトンボはまったく見られなかった。
昨年は9月20日にかなりたくさんのアオイトトンボを見つけ、10月に入ってもまだ見られた。
今年は春先に湿地が干上がっていたので心配していた。アオイトトンボの後にはオオアオイトトンボも出るはずなので、10月に入ったらまたチェックしてみたい。
イトトンボ類は見られなかったが代わってたくさん見られたのがヒョウモンチョウ類。

写真1は公園入口でお出迎えしてくれたルリタテハ。
近くのクヌギに2〜3匹きていたようだ。柵の外から撮ったためにかなり離れていたが、この個体は新鮮に見えた。

▼写真1 ルリタテハ 開翅(2013年9月30日、東京郊外)
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写真2はツマグロヒョウモン♀。
草むらで産卵場所を探しているように見えた。

▼写真2 ツマグロヒョウモン♀ 開翅(ノートリミング、2013年9月30日、東京郊外)
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写真3、4はクモガタヒョウモン♂。
この丘陵では初めて見た。公園入口付近のコセンダングサと思われる花でしばらく吸蜜していた。
さすがに新鮮ということはないものの、痛みの少ない個体だった。

▼写真3 クモガタヒョウモン♂ その1a 開翅(ノートリミング、2013年9月30日、東京郊外)
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▼写真4 クモガタヒョウモン♂ その1b 開翅(ノートリミング、2013年9月30日、東京郊外)
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写真5、6はウラギンヒョウモン。
どこか山の方から飛んできたのだろうか。
昨年10月には小金井公園でウラギンヒョウモン♀を見かけているので、この丘陵地にいてもそれほど驚くにはあたらないか。
これも草むらで産卵場所を探しているように見えたが、翅がかなり痛んでいて♂か♀かはっきり分からない。

▼写真5 ウラギンヒョウモン その1a(2013年9月30日、東京郊外)
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▼写真6 ウラギンヒョウモン その1b 半開翅(2013年9月30日、東京郊外)
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写真7〜9はメスグロヒョウモン。
♂はノハラアザミと思われる花で、♀はタカアザミで吸蜜していた。
♂は何匹か見られたが、いずれもかなり痛んでいた。それに比べると♀の方は翅はやや痛んでいたものの、しっとりと綺麗な色合いを保っていたように思う。

▼写真7 メスグロヒョウモン♂ 開翅(ノートリミング、2013年9月30日、東京郊外)
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▼写真8 メスグロヒョウモン♀ その1a 開翅(ノートリミング、2013年9月30日、東京郊外)
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▼写真9 メスグロヒョウモン♀ その1b 開翅(ノートリミング、2013年9月30日、東京郊外)
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写真10〜13はオオウラギンスジヒョウモン♀。
オオウラギンスジヒョウモン♀も2個体見られた。
今年は初夏に都内で見ることができなかったので、この時期にしては綺麗な個体に出会えて良かった。
オオウラギンスジヒョウモン♀は、どこか色っぽい感じがするのは私だけだろうか。
この個体はノハラアザミと思われる花で長いこと吸蜜していた。デジタル一眼でひとしきり撮った後、コンパクトデジカメで接写してみた(写真12、13)。

▼写真10 オオウラギンスジヒョウモン♀ その1a 開翅(ノートリミング、2013年9月30日、東京郊外)
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▼写真11 オオウラギンスジヒョウモン♀ その1b(ノートリミング、2013年9月30日、東京郊外)
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▼写真12 オオウラギンスジヒョウモン♀ その1c 開翅(ノートリミング、2013年9月30日、東京郊外)
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※写真12はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough

▼写真13 オオウラギンスジヒョウモン♀ その1d(ノートリミング、2013年9月30日、東京郊外)
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※写真13はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough

この他にミドリヒョウモン♂も見られたが、かなり痛んでいたので割愛する。
この日は蝶の写真を150枚くらい撮った。ルリタテハの2枚を除くと、すべてヒョウモンチョウ類という珍しい日だった。

参考文献:『フィールドガイド 日本のチョウ』(日本チョウ類保全協会編、誠文堂新光社)

撮影機材:※印以外はニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

# by mikiosu | 2013-10-01 02:52 | | Comments(2)