人気ブログランキング | 話題のタグを見る

オオムラサキ、撮れました(2014年7月3日)

…話せば長いことながら、どこから話せば良いのかいろいろと面倒なので大幅に端折って、7月2日は山梨県まで遠征した。
この日は石川会長と、会長の長年の蝶友Y氏と朝7時に高尾駅集合。
目指す駅はまだはるか先だ。
現地駅に着いたのは朝9時過ぎ。
当初の予定より一つ先の駅に降りて、歩いて手前の駅に戻ることにした。
この駅に降りたのは、私は初めて。ルート選択は先輩二人にお任せした。話を聞いてみると石川会長は10年振り、Y氏は30年振りとのことで、そんなんで大丈夫なのかと思ったら、案の定道に迷った(笑)。
それでも道中いろいろな蝶との出会いを楽しみながら、お目当てのオオムラサキを探して歩く。
まだ発生初期らしく、飛んでいる姿はいくつか見られたが、なかなかシャッターチャンスがなかった。
今日はもう無理…と諦めかけた頃、思わぬところでオオムラサキと出会うことが出来た。

写真1は街道脇の高台にある疎林で見つけたオオムラサキ。
残念ながら飛んでいる個体にはピントが合っていなかった。

▼写真1 オオムラサキ♂ その1(2014年7月2日、山梨県)
オオムラサキ、撮れました(2014年7月3日) _d0303129_21374813.jpg


写真2は一瞬だけ開翅した時に撮ったオオムラサキ♂。

▼写真2 オオムラサキ♂ その2(ノートリミング、2014年7月2日、山梨県)
オオムラサキ、撮れました(2014年7月3日) _d0303129_21375615.jpg


写真3〜6は同一個体。
ほどよい高さにとまってくれたが、開翅シーンは拝ませてくれない。
写真6はフィッシュアイレンズで撮ってみたもの。
この場所は廃材置き場のようなところで、うまくトリミングしないとゴミが写ってしまうのだった(苦笑)。

▼写真3 オオムラサキ♂ その3a(ノートリミング、2014年7月2日、山梨県)
オオムラサキ、撮れました(2014年7月3日) _d0303129_2138582.jpg

▼写真4 オオムラサキ♂ その3b(2014年7月2日、山梨県)
オオムラサキ、撮れました(2014年7月3日) _d0303129_2138141.jpg

▼写真5 オオムラサキ♂ その3c(2014年7月2日、山梨県)
オオムラサキ、撮れました(2014年7月3日) _d0303129_21382259.jpg

▼写真6 オオムラサキ♂ その3d(2014年7月2日、山梨県)
オオムラサキ、撮れました(2014年7月3日) _d0303129_21382969.jpg

※写真6はニコンD7100+MB−D15 & AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED

写真7、8は吸蜜に夢中で、近づいてもまったく動じないオオムラサキ♂。

▼写真7 オオムラサキ♂ その4a(ノートリミング、2014年7月2日、山梨県)
オオムラサキ、撮れました(2014年7月3日) _d0303129_21383665.jpg

▼写真8 オオムラサキ♂ その4b(ノートリミング、2014年7月2日、山梨県)
オオムラサキ、撮れました(2014年7月3日) _d0303129_21384830.jpg


写真9、10は上記と同一個体かもしれない。
同じ木の根元の方でようやく開翅してくれた。
トリミングがやや不自然なのは、周囲のゴミが目立たないようにしているためだ。

▼写真9 オオムラサキ♂ その5a(2014年7月2日、山梨県)
オオムラサキ、撮れました(2014年7月3日) _d0303129_2138543.jpg

▼写真10 オオムラサキ♂ その5b(2014年7月2日、山梨県)
オオムラサキ、撮れました(2014年7月3日) _d0303129_21392695.jpg


この疎林には少なくとも5匹くらいはいたようだ。この場所で最後に撮ったカットが15時半頃の撮影。目指す駅に着いたのは17時過ぎだった。駅の間隔は8〜9キロくらいらしいので、2〜3時間もあれば歩けるはずだが、大層な時間がかかったものだ(苦笑)。
その間に撮った蝶たちはこれからゆっくり紹介したい。
あやうく珍道中になりかけたが、おかげさまで首尾よくオオムラサキを撮ることができた。
誘ってくださった石川会長&Y氏にお礼を申し上げたい。(つづく)

撮影機材:※印以外はニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

# by mikiosu | 2014-07-03 21:39 | | Comments(8)

オオウラギンスジヒョウモン今季初撮り、ほか(2014年7月1日)

微妙な天気が続く中、久し振りに丘陵方面へ足を運んだ6月30日、お目当てのオオムラサキは影も形もなく、仕方なく草むらでヤマトシジミなどを撮る。
写真1はヤマトシジミ♂。
写真2はヤマトシジミ♀。
写真3はヤマトシジミの交尾シーン。

▼写真1 ヤマトシジミ♂(2014年6月30日、東京郊外)
オオウラギンスジヒョウモン今季初撮り、ほか(2014年7月1日) _d0303129_3213873.jpg

▼写真2 ヤマトシジミ♀(2014年6月30日、東京郊外)
オオウラギンスジヒョウモン今季初撮り、ほか(2014年7月1日) _d0303129_3204717.jpg

▼写真3 ヤマトシジミ 交尾シーン(2014年6月30日、東京郊外)
オオウラギンスジヒョウモン今季初撮り、ほか(2014年7月1日) _d0303129_321780.jpg


写真4はかなり色あせたキマダラセセリ。
色が薄くて一瞬別の種かと思ったくらいだった。

▼写真4 キマダラセセリ(2014年6月30日、東京郊外)
オオウラギンスジヒョウモン今季初撮り、ほか(2014年7月1日) _d0303129_321831.jpg


写真5はオオチャバネセセリ。
ヒメジョオンで熱心に吸蜜していた。

▼写真5 オオチャバネセセリ(2014年6月30日、東京郊外)
オオウラギンスジヒョウモン今季初撮り、ほか(2014年7月1日) _d0303129_3221844.jpg


写真6、7はヒカゲチョウ。
この日はどういうわけかヒカゲチョウの姿ばかりが目についた。

▼写真6 ヒカゲチョウ その1(2014年6月30日、東京郊外)
オオウラギンスジヒョウモン今季初撮り、ほか(2014年7月1日) _d0303129_3212991.jpg

▼写真7 ヒカゲチョウ その2(ノートリミング、2014年6月30日、東京郊外)
オオウラギンスジヒョウモン今季初撮り、ほか(2014年7月1日) _d0303129_3223827.jpg


お目当てのオオムラサキはまったく見られず、トボトボ帰ろうかという頃、公園出口付近の花壇に近寄ると、今季初撮りのオオウラギンスジヒョウモンが姿を見せてくれ、いくらか溜飲を下げた。
写真8〜10はオオウラギンスジヒョウモン♂。
この花はキクイモモドキのようだ。

▼写真8 オオウラギンスジヒョウモン♂(2014年6月30日、東京郊外)
オオウラギンスジヒョウモン今季初撮り、ほか(2014年7月1日) _d0303129_3215147.jpg

▼写真9 オオウラギンスジヒョウモン♂(2014年6月30日、東京郊外)
オオウラギンスジヒョウモン今季初撮り、ほか(2014年7月1日) _d0303129_322025.jpg

▼写真10 オオウラギンスジヒョウモン♂(2014年6月30日、東京郊外)
オオウラギンスジヒョウモン今季初撮り、ほか(2014年7月1日) _d0303129_3221969.jpg


6月中は天候にも恵まれず、丘陵方面へ行く機会がほとんどなかった。オオムラサキとの出会いはもう少し先になりそうだ。

撮影機材:ニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

# by mikiosu | 2014-07-01 03:22 | | Comments(6)

マユタテアカネの羽化、ほか(2014年6月29日)

モートンイトトンボを見に行った場所では、アカネ属も出はじめていた。
写真1はアキアカネ。
写真2、3は後日見かけた個体。マクロレンズとフィッシュアイレンズで撮ってみた。

▼写真1 アキアカネ その1(2014年6月21日、東京郊外)
マユタテアカネの羽化、ほか(2014年6月29日) _d0303129_214387.jpg

▼写真2 アキアカネ その2a(ノートリミング、2014年6月23日、東京郊外)
マユタテアカネの羽化、ほか(2014年6月29日) _d0303129_2141495.jpg

▼写真3 アキアカネ その2b(ノートリミング、2014年6月23日、東京郊外)
マユタテアカネの羽化、ほか(2014年6月29日) _d0303129_2142393.jpg

※写真3はニコンD7100+MB−D15 & AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED

写真4〜7は羽化したばかりのマユタテアカネ。
写真4は7時50分の撮影で、まだ腹部も翅も伸び切っていない状態。
写真5は8時2分、写真6は8時27分、写真7は9時12分の撮影。この時には腹部も翅も伸びていた。

▼写真4 羽化中のマユタテアカネ その1a(2014年6月23日、東京郊外)
マユタテアカネの羽化、ほか(2014年6月29日) _d0303129_2143297.jpg

▼写真5 羽化中のマユタテアカネ その1b(2014年6月23日、東京郊外)
マユタテアカネの羽化、ほか(2014年6月29日) _d0303129_214350.jpg

▼写真6 羽化中のマユタテアカネ その1c(2014年6月23日、東京郊外)
マユタテアカネの羽化、ほか(2014年6月29日) _d0303129_214517.jpg

▼写真7 羽化中のマユタテアカネ その1d(2014年6月23日、東京郊外)
マユタテアカネの羽化、ほか(2014年6月29日) _d0303129_214322.jpg


写真8〜10は上記と別個体だが、羽化間もないマユタテアカネ。
翅の肢脈は黒くなり、写真9では翅を広げていた。写真8は6時42分、写真9は7時35分の撮影。
写真9はマクロレンズで、写真10は同じ個体をフィッシュアイレンズで撮ったもの。

▼写真8 羽化直後のマユタテアカネ その2a(ノートリミング、2014年6月23日、東京郊外)
マユタテアカネの羽化、ほか(2014年6月29日) _d0303129_2143117.jpg

▼写真9 羽化直後のマユタテアカネ その2b(ノートリミング、2014年6月23日、東京郊外)
マユタテアカネの羽化、ほか(2014年6月29日) _d0303129_2143977.jpg

▼写真10 羽化直後のマユタテアカネ その2c(ノートリミング、2014年6月23日、東京郊外)
マユタテアカネの羽化、ほか(2014年6月29日) _d0303129_214485.jpg

※写真10はニコンD7100+MB−D15 & AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED

写真11、12はマユタテアカネ♂。
写真11は6月21日の昼過ぎに撮った個体。
写真12は6月23日の6時台に撮った個体。まだ朝露に濡れていたようだ。

▼写真11 マユタテアカネ♂ その1(2014年6月21日、東京郊外)
マユタテアカネの羽化、ほか(2014年6月29日) _d0303129_2143968.jpg

▼写真12 マユタテアカネ♂ その2(2014年6月23日、東京郊外)
マユタテアカネの羽化、ほか(2014年6月29日) _d0303129_215536.jpg


マユタテアカネはちょうど羽化ラッシュの時期なのか、あちこちで羽化間もない個体が見られた。

撮影機材:※印以外はニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

# by mikiosu | 2014-06-29 02:15 | 蜻蛉 | Comments(2)