…話せば長いことながら、どこから話せば良いのかいろいろと面倒なので大幅に端折って、7月2日は山梨県まで遠征した。
この日は石川会長と、会長の長年の蝶友Y氏と朝7時に高尾駅集合。
目指す駅はまだはるか先だ。
現地駅に着いたのは朝9時過ぎ。
当初の予定より一つ先の駅に降りて、歩いて手前の駅に戻ることにした。
この駅に降りたのは、私は初めて。ルート選択は先輩二人にお任せした。話を聞いてみると石川会長は10年振り、Y氏は30年振りとのことで、そんなんで大丈夫なのかと思ったら、案の定道に迷った(笑)。
それでも道中いろいろな蝶との出会いを楽しみながら、お目当てのオオムラサキを探して歩く。
まだ発生初期らしく、飛んでいる姿はいくつか見られたが、なかなかシャッターチャンスがなかった。
今日はもう無理…と諦めかけた頃、思わぬところでオオムラサキと出会うことが出来た。
写真1は街道脇の高台にある疎林で見つけたオオムラサキ。
残念ながら飛んでいる個体にはピントが合っていなかった。
▼写真1 オオムラサキ♂ その1(2014年7月2日、山梨県)
写真2は一瞬だけ開翅した時に撮ったオオムラサキ♂。
▼写真2 オオムラサキ♂ その2(ノートリミング、2014年7月2日、山梨県)
写真3〜6は同一個体。
ほどよい高さにとまってくれたが、開翅シーンは拝ませてくれない。
写真6はフィッシュアイレンズで撮ってみたもの。
この場所は廃材置き場のようなところで、うまくトリミングしないとゴミが写ってしまうのだった(苦笑)。
▼写真3 オオムラサキ♂ その3a(ノートリミング、2014年7月2日、山梨県)
▼写真4 オオムラサキ♂ その3b(2014年7月2日、山梨県)
▼写真5 オオムラサキ♂ その3c(2014年7月2日、山梨県)
▼写真6 オオムラサキ♂ その3d(2014年7月2日、山梨県)
※写真6はニコンD7100+MB−D15 & AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED
写真7、8は吸蜜に夢中で、近づいてもまったく動じないオオムラサキ♂。
▼写真7 オオムラサキ♂ その4a(ノートリミング、2014年7月2日、山梨県)
▼写真8 オオムラサキ♂ その4b(ノートリミング、2014年7月2日、山梨県)
写真9、10は上記と同一個体かもしれない。
同じ木の根元の方でようやく開翅してくれた。
トリミングがやや不自然なのは、周囲のゴミが目立たないようにしているためだ。
▼写真9 オオムラサキ♂ その5a(2014年7月2日、山梨県)
▼写真10 オオムラサキ♂ その5b(2014年7月2日、山梨県)
この疎林には少なくとも5匹くらいはいたようだ。この場所で最後に撮ったカットが15時半頃の撮影。目指す駅に着いたのは17時過ぎだった。駅の間隔は8〜9キロくらいらしいので、2〜3時間もあれば歩けるはずだが、大層な時間がかかったものだ(苦笑)。
その間に撮った蝶たちはこれからゆっくり紹介したい。
あやうく珍道中になりかけたが、おかげさまで首尾よくオオムラサキを撮ることができた。
誘ってくださった石川会長&Y氏にお礼を申し上げたい。(つづく)
撮影機材:※印以外はニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
# by mikiosu | 2014-07-03 21:39 | 蝶 | Comments(8)