渓流沿いのカワトンボ&ミヤマカワトンボ(2018年5月12日)

渓流沿いでは4月27日からカワトンボの姿は見られたけれど、写真が撮れたのは29日以降だった。
以前も書いたがニホンカワトンボとアサヒナカワトンボの区別がつかないのでカワトンボとしておく。

写真1、2はカワトンボの♀。
どちらもまだ複眼の色が薄く、未成熟個体のようだ。

▼写真1 カワトンボ♀(無色翅型) その1(2018年4月29日、東京郊外)
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▼写真2 カワトンボ♀(無色翅型) その2(2018年4月29日、東京郊外)
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※写真1、2はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

写真3は5月4日に撮った♀。
こちらも未成熟個体。♀は無色翅型ばかり。

▼写真3 カワトンボ♀(無色翅型) その3(2018年5月4日、東京郊外)
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※写真3はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

写真4は無色翅型の♂。
たまたますぐ近くにとまってくれた。と言うか近すぎた。

▼写真4 カワトンボ♂(無色翅型) その1(ノートリミング、2018年5月4日、東京郊外)
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※写真4はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

写真5、6も無色翅型♂。
GW中に撮ったカワトンボ21匹のうち、無色翅型の♂は計7匹で、あとは全部橙色翅型だ。

▼写真5 カワトンボ♂(無色翅型) その2(2018年5月6日、東京郊外)
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▼写真6 カワトンボ♂(無色翅型) その3(2018年5月6日、東京郊外)
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※写真5、6はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

写真7、8は橙色翅型の♂。
渓流沿いの散策路ではこのように葉上で未成熟個体を見かけることが多い。

▼写真7 カワトンボ♂(橙色翅型) その4(2018年4月29日、東京郊外)
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※写真7はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

▼写真8 カワトンボ♂(橙色翅型) その5(2018年5月4日、東京郊外)
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※写真8はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

写真9〜11は渓流の岩場にいた♂。
時折他のカワトンボと追いかけっこしてはとまる場所を変えていた。

▼写真9 カワトンボ♂(橙色翅型) その6a(2018年5月4日、東京郊外)
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▼写真10 カワトンボ♂(橙色翅型) その6b(ノートリミング、2018年5月4日、東京郊外)
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※写真9、10はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

▼写真11 カワトンボ♂(橙色翅型) その6c(ノートリミング、2018年5月4日、東京郊外)
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※写真11はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

写真12は正面から撮った♂。

▼写真12 カワトンボ♂(橙色翅型) その7(2018年5月4日、東京郊外)
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※写真12はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

写真13は河原にいた♂。
腹部には粉を吹きつつあった。

▼写真13 カワトンボ♂(橙色翅型) その8(2018年5月4日、東京郊外)
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※写真13はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

写真14は河川敷のカラムシにとまっていた♂。
もう全体に粉を吹いていた。

▼写真14 カワトンボ♂(橙色翅型) その9(2018年5月6日、東京郊外)
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※写真14はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

写真15、16は縁紋がまだ白い未成熟♂。
この2個体はやや上流の林道脇で撮ったもの。

▼写真15 カワトンボ♂(橙色翅型) その10(ノートリミング、2018年5月4日、東京郊外)
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▼写真16 カワトンボ♂(橙色翅型) その11(2018年5月6日、東京郊外)
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※写真15、16はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

GW後半にはミヤマカワトンボも見られるようになった。
写真1、2はミヤマカワトンボ♂。

▼写真17 ミヤマカワトンボ♂ その1(2018年5月4日、東京郊外)
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※写真17はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

日の当たる角度によって翅脈が浮き上がって見えるのが結構好きだ(写真18)。

▼写真18 ミヤマカワトンボ♂ その2(2018年5月4日、東京郊外)
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※写真18はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

写真19、20はミヤマカワトンボ♀。
♀には白い偽縁紋がある。

▼写真19 ミヤマカワトンボ♀ その1(2018年5月4日、東京郊外)
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※写真19はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

久し振りに持ち出した60ミリマクロレンズでできるだけ近づいて撮ってみた(写真20)。
ミヤマカワトンボにこんなに近づけたのは初めてかもしれない。

▼写真20 ミヤマカワトンボ♀ その2(2018年5月6日、東京郊外)
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※写真20はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

カワトンボ&ミヤマカワトンボは渓流のトンボなのでそんな雰囲気の写真を撮りたいのだがなかなかうまくいかない。近づくと逃げるので広角で撮るのは難しいし、遠くから望遠レンズで狙うと岩の上にとまっているだけの写真になってしまう。
じっとしているとすぐ近くにとまることもあるようなので、そんな幸運を頼りに広角レンズを付けて川辺でじっと待つ…などという辛抱強い撮り方は私には無理であった。

# by mikiosu | 2018-05-12 23:59 | 蜻蛉 | Comments(4)

渓流沿いのダビドサナエ&コサナエ(2018年5月11日)

今季はクロサナエとヒメクロサナエは撮れたけれど、ダビドサナエがまだ撮れていなかった。
4月29日、林道からの帰りに橋の欄干にとまっているトンボを見つけた。
そっと近づくとダビドサナエ♀だった(写真1)。

▼写真1 ダビドサナエ♀ その1a(ノートリミング、2018年4月29日、東京郊外)
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ちょっと小首をかしげるダビドサナエ♀(写真2)。

▼写真2 ダビドサナエ♀ その1b(ノートリミング、2018年4月29日、東京郊外)
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すぐ近くの道路脇には♂もいた(写真3)。
♂は1カット撮っただけで飛ばれてしまった。

▼写真3 ダビドサナエ♂(2018年4月29日、東京郊外)
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ちょっと下流の河川敷のイタドリ葉上には♀がもう1匹とまっていた(写真4)。

▼写真4 ダビドサナエ♀ その2a(ノートリミング、2018年4月29日、東京郊外)
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少し近づく(写真5)。

▼写真5 ダビドサナエ♀ その2b(ノートリミング、2018年4月29日、東京郊外)
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さらに近づく(写真6)。
実際には近づいたのではなくズームしただけだ。やはりズームレンズは便利だ(笑)。

▼写真6 ダビドサナエ♀ その2c(ノートリミング、2018年4月29日、東京郊外)
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連休後半の5月4日にはコサナエも見られた(写真7)。
これは約80ミリで撮影(フルサイズ換算約160ミリ)。

▼写真7 コサナエ♂ダビドサナエ♂ その2a(ノートリミング、2018年5月4日、東京郊外)
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写真8は150ミリで撮影(フルサイズ換算約300ミリ)。

▼写真8 コサナエ♂ダビドサナエ♂ その2b(ノートリミング、2018年5月4日、東京郊外)
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ちょっと飛んだ(写真9)。

▼写真9 コサナエ♂ダビドサナエ♂ その2c 飛翔中(2018年5月4日、東京郊外)
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もう少し大きくしてみる(写真10)。

▼写真10 コサナエ♂ダビドサナエ♂ その2d 飛翔中(2018年5月4日、東京郊外)
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背景が暗く、とまっている白い石には日が当たっていて露出が難しかった。

(注:鍵コメ様のご指摘により再検討した結果、コサナエ♂と思われた個体はダビドサナエ♂と改めた。タイトルはそのままで、本文を変更した。2018年5月12日)

撮影機材:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

# by mikiosu | 2018-05-11 03:00 | 蜻蛉 | Comments(6)

ムカシトンボの産卵行動(2018年5月10日)

4月27日と29日はムカシトンボのポイントも覗いてみた。
4月27日は別の場所でアオバセセリが目の前でネットインされて嫌な気分になって移動してきた。先客のカメラマン氏は3名おられたものの、こちらには幸いネットマンはきていないようであった。

写真1、2は飛翔中の♂。
この♂は産卵にやってくる♀を探してゆっくり飛んでいる。

▼写真1 ムカシトンボ♂ その1a 飛翔中(ノートリミング、2018年4月27日、東京郊外)
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▼写真2 ムカシトンボ♂ その1b 飛翔中(2018年4月27日、東京郊外)
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※OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO&エレクトロニックフラッシュFL-900R

正面からも撮ってみた(写真3)。
ピントはかなり甘い。

▼写真3 ムカシトンボ♂ その2 飛翔中(ノートリミング、2018年4月27日、東京郊外)
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※OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO&エレクトロニックフラッシュFL-900R

写真4、5は二日後の29日に撮ったもの。
これは12−100ミリズームレンズのワイド端で撮っている。

▼写真4 ムカシトンボ♂ その3 飛翔中(2018年4月29日、東京郊外)
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※OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO&エレクトロニックフラッシュFL-900R

▼写真5 ムカシトンボ♂ その4 飛翔中(2018年4月29日、東京郊外)
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※OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO&エレクトロニックフラッシュFL-900R

このポイントは薄暗いのでストロボ撮影は必須なのだが、背景も写し込みたいのであまり速いシャッターは切りたくない。しかしムカシトンボはゆっくりとはいえ飛んでいるので遅すぎてもブレてしまう。その辺の兼ね合いが難しい。

写真6、7は♀の産卵行動。
この♀はこの姿勢のままじわじわと歩いて移動していた。

▼写真6 ムカシトンボ♀ その1a 産卵行動(ノートリミング、2018年4月27日、東京郊外)
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▼写真7 ムカシトンボ♀ その1b 産卵行動(2018年4月27日、東京郊外)
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※OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO&エレクトロニックフラッシュFL-900R

写真8、9は別個体の産卵行動。

▼写真8 ムカシトンボ♀ その2a 産卵行動(2018年4月27日、東京郊外)
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産卵行動中の♀を後ろから撮ってみたら、翅胸部に微毛がいっぱい生えていた(写真9)。

▼写真9 ムカシトンボ♀ その2b 産卵行動(2018年4月27日、東京郊外)
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※OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO&エレクトロニックフラッシュFL-900R

写真10は二日後の29日に撮った産卵行動。

▼写真10 ムカシトンボ♀ その3 産卵行動(2018年4月29日、東京郊外)
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※OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO&エレクトロニックフラッシュFL-900R

4月29日はもうGWの最中とあってネットマンがたくさんきていて落ち着いて撮るのは難しかった。先客のカメラマン氏によるとすでに4匹ほどネットインされてしまったらしい。
以前に比べると林道で網を振る人間が増えてきた気がする。数年前にはこの辺に網を持った家族連れがくることはなかったように思う。昆虫に興味を抱く人たちが増えたと喜ぶべきなのだろうか。
ムカシトンボは成虫になるまで5〜7年もかかると言われる。このような生態をもっと知ってもらえば、捕まえるより見て、写真を撮って楽しむような方向にシフトしてくれるだろうか。

# by mikiosu | 2018-05-10 06:00 | 蜻蛉 | Comments(2)