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ハエトリグモはお好き? 第四弾(2013年9月5日)

既に紹介済みの種もあるが、今年撮ったハエトリグモの中からいくつか掲載してみる。
写真1、2はヤハズハエトリ♂。
ヤハズハエトリ♂は既に紹介したことがある種だが、この日は公園内の柵の上でじっくり撮ることができた。個体差もあるようだが、腹部の金色の模様が綺麗なハエトリグモだ。

▼写真1 ヤハズハエトリ♂ その1a(2013年6月17日、東京郊外)
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▼写真2 ヤハズハエトリ♂ その1a(ノートリミング、2013年6月17日、東京郊外)
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写真3、4はメスジロハエトリ♂。
これも紹介済みの種だが、♂の写真がようやくしっかり撮れた。
間近で見ると、前胸部の白い縁と腹部の白い縁の色が微妙に違うことが分かった。腹部の白いラインはやや黄色みを帯びているようだ。

▼写真3 メスジロハエトリ♂ その1a(2013年7月5日、東京近郊)
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▼写真4 メスジロハエトリ♂ その1a(ノートリミング、2013年7月5日、東京近郊)
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写真5はカラスハエトリ♂。
カラスハエトリは見かけるとカメラを向けずにはいられない気がする(笑)。

▼写真5 カラスハエトリ♂(ノートリミング、2013年7月10日、東京郊外)
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写真6はヤマジハエトリ♀。
以前も見かけたことがあるが、地味なハエトリグモだ。

▼写真6 ヤマジハエトリ♀(2013年6月28日、東京郊外)
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写真7、8はシラホシコゲチャハエトリ♂。
春先に河川敷で撮影した小さなハエトリグモだ。♀が撮れたら一緒に紹介しようと温存してきたが、いつまで経っても♀が撮れないので♂の写真だけ紹介する。

▼写真7 シラホシコゲチャハエトリ♂(2013年4月13日、東京郊外)
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▼写真8 シラホシコゲチャハエトリ♂(2013年4月13日、東京郊外)
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写真9、10はマダラスジハエトリ♂。
これもまだ♂しか見たことがない。東京郊外の里山の柵で撮影した。

▼写真9 マダラスジハエトリ♂(ノートリミング、2013年5月5日、東京郊外)
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写真10、11はオスクロハエトリ♂。
オスクロハエトリはヤハズハエトリと似たような環境(川原、水田、湿地など)に生息すると図鑑に載っていた。実際、写真1、2のヤハズハエトリと同じ日、同じ場所で撮影した。
メスジロハエトリの♀は白く、♂は黒い(→メスジロハエトリ♀はこちら)。
オスクロハエトリは♂が黒く、♀はまだ見たことがないが図鑑によると白っぽく、同種には見えない感じだ。
このオスクロハエトリ♂はバッタ類の幼虫を捕食していた。

▼写真10 オスクロハエトリ♂(2013年6月17日、東京郊外)
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▼写真11 オスクロハエトリ♂(2013年6月17日、東京郊外)
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写真12はオオハエトリ♀。
オオハエトリは紹介済みの種だが、この日はサツマノミダマシを捕食していたので載せてみた。
腹部が幅広いサツマノミダマシの方が大きく見えるが、実際の大きさはほぼ互角か。徘徊して獲物を狙うハエトリグモの方が素早く立ち回って勝ちを得たというところだろうか。

▼写真12 オオハエトリ♀(ノートリミング、2013年8月27日、東京近郊)
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写真13はシラヒゲハエトリ♀。
シラヒゲハエトリは未紹介ながら、主フィールドでもよく見る種だ。

▼写真13 シラヒゲハエトリ♀(ノートリミング、2013年8月29日、東京郊外)
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道路脇の手すりにこのシラヒゲハエトリがいるのに気が付いて、撮るかどうかちょっと考えていると、蜘蛛の4〜5センチ脇に小さな蛾が飛んできてとまった。
よし、ツーショットを撮ろうとカメラを構えると、あっという間に蜘蛛が蛾を捕まえてしまった。

参考文献:『ネイチャーガイド 日本のクモ』(新海栄一編著、文一総合出版)

撮影機材:ニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

by mikiosu | 2013-09-05 05:03 | 蜘蛛 | Comments(2)

ハエトリグモはお好き? 第三弾(2013年6月15日)

オニグモに続いてハエトリグモの登場だ。
今回は比較的綺麗な色彩のハエトリグモをいくつかピックアップしてみた。

写真1、2はヨダンハエトリ。
写真1はゼフィルス狙いで出かけた神奈川県の公園内のテーブル上を歩いていた♂。
写真2は附属自然教育園(通称目黒自然教育園)で見つけた♀。
腹部の模様は似ているが、頭胸部の前縁にオレンジ色の筋が入っているのが♂、ないのが♀だ。

▼写真1 ヨダンハエトリ♂(2013年5月22日、神奈川県)
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▼写真2 ヨダンハエトリ♀(2012年6月3日、東京都港区)
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写真3〜6はアオオビハエトリ。
アオオビハエトリは♂と♀の判別が難しい。腹部の大きさから写真3、4を♂、写真5、6を♀と判断した。
写真3、4は郊外の林道手前の橋の欄干で見つけたもの。
個体差もあるが、水色のラインの上に赤い斑が入ったり、脚が金色に見えたりと、ハエトリグモの中でも美麗な種と言える。
写真5、6は主フィールドの公園内の柵で見つけた。
自分の観察した印象では、アオオビハエトリは結構気性が荒いのではないかという気がしている。写真を撮っているとよく威嚇される(写真6)。

▼写真3 アオオビハエトリ♂ その1a(2012年5月16日、東京郊外)
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▼写真4 アオオビハエトリ♂ その1b(2012年5月16日、東京郊外)
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▼写真5 アオオビハエトリ♀ その1a(2012年4月30日、東京近郊)
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▼写真6 アオオビハエトリ♀ その1b(2012年4月30日、東京近郊)
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写真7〜11はミスジハエトリ。
どういうわけかミスジハエトリは拙宅内でしばしば見かける(苦笑)。
写真7はミスジハエトリの幼体。はっきりしないが♂としておいた。拙宅の流し台のところにいた。
写真8は玄関ドアにいた。写真7が成長した姿なのかどうかは分からない。
写真9は帰宅後に脱いだジャンパーのフードについていた。

▼写真7 ミスジハエトリ♂(2012年3月24日、東京都)
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▼写真8 ミスジハエトリ♂(2012年5月20日、東京都)
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▼写真9 ミスジハエトリ♂(2013年1月14日、東京都)
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もちろん拙宅内ばかりでなく、公園でもよく見かける。写真10、11は主フィールドで見つけたもの。
♂に比べて♀は地味な模様だ(写真11)。

▼写真10 ミスジハエトリ♂(2012年4月30日、東京近郊)
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▼写真11 ミスジハエトリ♀(2012年5月5日、東京近郊)
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ミスジハエトリは♂の写真はたくさんあるが、♀の写真が少なかった。
今年あたり♀の写真も少し撮りたいものだ。

参考文献:『ネイチャーガイド 日本のクモ』(新海栄一編著、文一総合出版)
撮影機材:写真1、9はニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED、それ以外はニコンD90 & タムロンSP AF90mm f /2.8 Di MACRO

by mikiosu | 2013-06-15 05:08 | 蜘蛛 | Comments(4)

ハエトリグモはお好き? 第二弾(2013年4月21日)

週末の東京は冬がぶり返してきたような寒さで、外出も取り止めて最近撮りためた画像の整理などに費やす。
3月下旬に一度ハエトリグモを取り上げたが、早いものでもう一か月近く経った。そこで過去の写真から第二弾としていくつか紹介してみよう。

写真1〜4はオオハエトリだ。名前の通りハエトリグモの中では大きい方である。
多くは体長6〜7ミリで5ミリ以下も珍しくないハエトリグモの中で、時に10ミリを超える個体もいるオオハエトリは、いつも手持ちで撮影する私にはありがたいサイズの持ち主だ。
蜘蛛は♂と♀では大きさがかなり異なる場合があるが、ハエトリグモはそんなに変わらないのも♂♀セットで撮りたい私にはいい感じだ。
オオハエトリの場合、♂♀の模様は似通っていて判別しにくいが、♂の触肢はボクシングのグローブのように大きい(写真4)。
これほど触肢が大きいハエトリグモは珍しいと思う。

▼写真1 オオハエトリ♀ 背面(2012年4月5日、三鷹市)
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▼写真2 オオハエトリ♀ 正面(2012年4月5日、三鷹市)
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▼写真3 オオハエトリ♂ 背面(2012年5月5日、三鷹市)
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▼写真4 オオハエトリ♂ 正面(2013年3月18日、杉並区)
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※ニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

写真5〜7はデーニッツハエトリ。
♀の腹部はふくよかで、模様もはっきりしていて、時に美しくすら見える(写真5)。それに比べて♂の腹部は細く、模様も微妙に出ている程度で地味だ(写真6)。
オオハエトリ♂ほどではないが、デーニッツハエトリ♂の触肢もややふくらんでいる(写真7)。

▼写真5 デーニッツハエトリ♀ 背面(2012年4月28日、八王子市)
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▼写真6 デーニッツハエトリ♂ 背面(2012年9月22日、三鷹市)
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※ニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

▼写真7 デーニッツハエトリ♂ 正面(2011年5月6日、武蔵野市)
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写真8〜10はチャイロアサヒハエトリ。私の主フィールドでは冬でもよく見かける。
チャイロアサヒハエトリの脚は光の加減か、時折青緑色に輝いて見えることがある。糸も虹色になっていた(写真9)。
チャイロアサヒハエトリ♂は脚が細長いことで♀と区別できるようだ(写真10)。カニグモの中にもこのように♂の脚が極端に細長い種がいくつかある。

▼写真8 チャイロアサヒハエトリ♀ 背面(2012年6月22日、三鷹市)
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▼写真9 チャイロアサヒハエトリ♀ 正面(2012年4月17日、武蔵野市)
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▼写真10 チャイロアサヒハエトリ♂ 背面(2012年6月30日、三鷹市)
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写真11〜13はカラスハエトリ。近似種にヒメカラスハエトリというのもいて、生息場所も重なっているので、同定には注意が必要だ。
カラスハエトリの♂と♀は色も模様もかなり異なっているが、ご丁寧にヒメカラスハエトリの方も、♂はカラスハエトリ♂に、♀はカラスハエトリ♀に似ているのでやっかいだ。特に♀は色彩変異もあって難しい。
カラスハエトリ♂は何だか恥ずかしそうにモジモジしている。このポーズがお得意のようだ(写真13)。

▼写真11 カラスハエトリ♀ 背面(2012年10月15日、武蔵野市)
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※ニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

▼写真12 カラスハエトリ♀ 正面(2012年4月12日、三鷹市)
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▼写真13 カラスハエトリ♂ 背面(2012年9月6日、武蔵野市)
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※ニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

今回紹介するにあたってカラスハエトリ♀の過去画像をチェックしてみると、どうもカラスハエトリかヒメカラスハエトリかよく分からないものがかなり混じっているようだ。
何だか微妙な個体の写真が多かったが、何とかカラスハエトリ♀の典型的な写真を見つけた(写真11)。
この辺のハエトリグモはよく見かけるし、自分なりに理解しているつもりでいたが、まだまだ甘かったようだ。
そんな次第なので、写真12もカラスハエトリ♀かヒメカラスハエトリ♀か自信が持てない。
ヒメカラスハエトリの典型的な写真はまだ撮ったことがないようなので、今後はもう少し気をつけて探し、いずれこの種も紹介してみたいと思う。

…蝶ならともかく、ハエトリグモの写真をこんなに大きく載せることもなかったかな(笑)。

参考サイト:虫Navi東京23区内の虫
参考文献:『ネイチャーガイド 日本のクモ』(新海栄一編著、文一総合出版)

撮影機材:※印以外はニコンD90 & タムロンSP AF90mm f /2.8 Di MACRO

by mikiosu | 2013-04-21 21:43 | 蜘蛛 | Comments(4)

ハエトリグモはお好き? 第一弾(2013年3月24日)

今日はちょっと趣向を変えて、蜘蛛を紹介してみたい。
巣を張らないで、地面や葉上などを歩き回って獲物を探す徘徊性の蜘蛛、ハエトリグモだ。
ちょうど数日前に、河川敷でフチグロトゲエダシャクを探している時にちょっと綺麗なハエトリグモを見つけた。
ヤハズハエトリ♂だ(写真1)。腹部に白と黒の縞模様があるのだが、光の加減で金色に見えたりする。

▼写真1 ヤハズハエトリ♂(2013年3月19日、東京都)
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※ニコンD7000&AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

すぐ近くに♀の姿もあったのだが、撮る前に逃げられてしまった。♀はまだ撮ったことがなかったので惜しいことをした。
ヤハズハエトリ♂は昨年4月下旬にギンイチモンジセセリを撮りにいったススキの多い場所で見たことがあった(写真2、3)。

▼写真2 ヤハズハエトリ♂(2012年4月25日、東京都)
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▼写真3 同上(2012年4月25日、東京都)
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先日アップした「フチグロトゲエダシャク悪戦苦闘」の中で私は、
「ギンイチモンジセセリを探して…(中略)…フチグロトゲエダシャクがいるという河川敷は何だか似たような環境だ」
と書いた。
『ネイチャーガイド 日本のクモ』(新海栄一編著、文一総合出版)によるとヤハズハエトリは、
「河原、池や沼の周囲、水田、草原、林道に生息。主にススキやアシなどイネ科植物の葉上や茎上で生活…」とあり、やはりこのような生活環境を好んでいたようだ。
蝶や蛾もできるだけ♂♀セットで撮りたい私にとって、ハエトリグモは♂と♀でその姿がかなり違っている種も多く、興味深い被写体なのだ。
ヤハズハエトリも♂と♀では別種のような見かけをしている。撮り損なったのは返す返すも残念だ。
今年も4月にギンイチモンジセセリを探しにいったら、この蜘蛛も一緒に探してみようと思う。

ヤハズハエトリ♂の写真だけでは寂しいので、過去画像からいくつか紹介しよう。
まずはアリに擬態していると言われるアリグモ。♀の姿は本当によく見ないとアリかどうか分からない(写真4)。
♂は上アゴが発達していて、この姿もまた面白い(写真5、6)。これだけ上アゴが発達していると、かえって獲物を捕まえにくくないのだろうか。
それとも♀を惹き付けるための美学的問題からここまで発達しているのだろうか。

▼写真4 アリグモ♀(2011年4月18日、善福寺公園)
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※ニコンD90&AF Nikkor 35−80mm f/4−5.6 D

▼写真5 アリグモ♂(2011年5月25日、自然教育園)
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▼写真6 同上(2011年5月25日、自然教育園)
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アリグモより細長い身体のヤサアリグモというのもいる(写真7、8)。この♂などは使いにくさを通り越して、歩きにくくないのかと思ったりする。

▼写真7 ヤサアリグモ♀(2011年6月3日、自然教育園)
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▼写真8 ヤサアリグモ♂(2011年6月3日、自然教育園)
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マクロレンズでハエトリグモの眼を撮ると、身体の割に大きな眼に驚く。ハエトリグモよりずっと大きな身体のジョロウグモやオニグモ類よりはるかに大きな眼をしていて、なかなか可愛らしく見えないだろうか。
写真9はメスジロハエトリ♀の正面、写真10は背面である。白地に複雑な模様のあるハエトリグモだが、♂は別種のように見える(写真11)。

▼写真9 メスジロハエトリ♀ 正面(2012年6月17日、石神井公園)
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▼写真10 メスジロハエトリ♀ 背面(2011年5月22日、井の頭公園)
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▼写真11 メスジロハエトリ♂(2011年10月25日、井の頭公園)
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ハエトリグモには種類もたくさんあって、都市公園でもよく見かける。これまで何種類見つけたかなど、あまりちゃんと整理していないのが頭の痛いところだが、既にかなりの写真を撮っていて、数えたことはないが500枚くらいはあるのではないだろうか。
とにかくたくさんあるので、少しずつ整理して、またいずれ別の種も紹介したいと思う。

※参考サイト:虫Navi
撮影機材:※印以外は全てニコンD90&タムロンSP AF90mm f /2.8 Di MACRO

by mikiosu | 2013-03-24 12:00 | 蜘蛛 | Comments(4)